あのとき売った本、売れた本

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あのとき売った本、売れた本

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  • サイズ 46判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334100957
  • NDC分類 023.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本を売ることがこんなにも劇的でスリリングだなんて、知らなかった! 
米澤穂信

手から手へ。小出さんに売ってもらった本は、いまも最高に幸せな旅を続けてると思う。
桜木紫乃

日本最大級の書店、紀伊國屋書店新宿本店。
25年間文芸書売り場に立ち続けた名物書店員の、ベストセラー回顧録。
書いた人と売った人、そして読んだあなたの物語。

内容説明

日本最大級の書店、紀伊國屋書店新宿本店。25年間文学書売場に立ち続けた名物書店員の、ベストセラー回顧録。店頭に積んだ瞬間から飛ぶように売れた『1Q84』、重版が追いつかず各書店で取り合いになった『ハリー・ポッターと賢者の石』。文芸史に残る大ヒット作はもちろん、フェアで爆発した詩集や、帯から火がついたミステリなど「本屋さんの裏話」が満載。元アメリカ大統領・クリントン氏のサイン会で起きた驚きの出来事、東日本大震災の夜に手を差し伸べてくれた人気作家…。大型書店だからこそ出会えた珠玉のエピソード、25年間の記録。

目次

幸福な出会いと巡り合わせ
わからないは面白いの始まり
応援ペーパー作りませんか
慇懃無礼な帯が人を呼んだ話
走る!ピクウィック・クラブ
大地が揺れた日―東日本大震災
『1Q84』最速の一日
ヨハネスブルグで電子書籍
狙撃犯はカーテンの向こう
頭から尻尾まで!芥川賞と直木賞
ハリー・ポッターと買い切りの掟
売れる人はタイミングがいい
想定外です、お客さま!
もっと売りたい!本屋大賞
ほんのまくらで大騒ぎ
王と麒麟は嵐とともに
棚の前にはドラゴンがいる
脱走家猫の冒険と帰還
広場の中心で、愛をさけぶ
仕入名人は電波を受信する
あの人のオススメ本が欲しい
本屋で一番よくある事件
応接室で聞いたお宝話
狂気?凶器?レンガ本
マレー鉄道と海外店の旅
ノーベル賞は突然に
ニヤニヤしちやう装丁本
ケシカラン本をめぐる攻防
売上データに熱視線
本をよすがに記憶を辿る
刀剣ブームに頭からドボン
ツイッターで秘密結社
書店員生活最後の推し本

著者等紹介

小出和代[コイデカズヨ]
1994年から2019年まで紀伊國屋書店新宿本店で文芸書を担当した元書店員。現在は書評や解説など執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

88
著者は1994年〜2019年まで紀伊國屋書店の本店で文芸書を担当されていた元書店員の方。退職後、小説宝石に連載されたものを単行本化。売った本、売れた本。平積みしたり、POPを付けて推したり。本屋大賞、直木賞、芥川賞。受賞した作品にまつわる話。書店員時代のエピソード等。1つの話題毎に1冊作品を紹介の上まとめられています。2024/01/17

はっせー

67
本屋さんに行くことが好きな人におすすめしたい本になっている!今年最後の本がこの本で良かったと思えるようなものであった。著者の小出さんは紀伊国屋書店新宿本店で勤めていた書店員さんである。そんな小出さんが個人的に思い入れのある本を紹介したのがこの本になっている。どれもが書店員さん目線なのでどの本もよみたくなってしまった!本との出会いがある書店。書店にいくと私は少し現実を忘れて本の世界に浸れる。そんな空間を作ってくれている書店員さんの思いがしれるほん。皆さんも読んで欲しい!2023/12/30

Roko

40
著者の小出さんは紀伊國屋書店新宿本店の文芸書売場で25年間働いてこられた方です。書店へ本を買いに来るお客様方、サイン会などのイベントでの著者の方々、実に様々なエピソードがあったのです。この本は売れる!と思って発注をかけても、タイミングを逸してしまうとなかなか本が届かなかったり、時には同じ書店の別の支店から本を持っていかれてしまったり、書店ならではの面白い話題が満載です。モチロン本に関する話も多く、またまた、読みたい本が増えてしまった!2023/12/17

阿部義彦

40
今は退職されましたが、25年間にわたり紀伊國屋書店新宿本店で本を売り続けた書店員による、売りたかった本や、仕掛けた本、等主にベストセラーとなった本に関する回顧録。村上春樹、恩田陸、小野不由美、等爆売れ本の裏話から、どちらかと言えば埋もれがちだけど、著者の琴線に触れた本(私的にはこっちの本の話の方が面白かったです、桜庭一樹さんや宮内悠介さん等)をエピソード満載に紹介します。自社の若者が考案した「ほんのまくら」という文庫フェアの盛り上がりの話や、本店の仕入れ名人の異名をとる達人からの愛のムチの特訓の話など。2023/11/13

タカギ

33
元紀伊国屋書店本店勤務の書店員が、「あの時こんな本を売ったな」という思い出を書いたエッセイ。ほとんどベストセラーばかりなので、ちょっとした読書家ならたいてい読んでいる本が多い。著者は書店員としては読書家のほうではなさそうだが、売る人としては優秀だったんだろうなと思う。むしろ読書家でびっくりしたのは、「海外の本をもっと売りたい」といってフェアを展開するために600冊超を3人で手分けして読んだという人たち。すげえ…。超巨大書店の裏側がちょっと見られるのはおもしろい。2023/12/17

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