カッパ・ノベルス
猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 273,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334074500
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

名前・正太郎(雄猫)、毛色・八割黒に二割白(長めの毛足)、飼い主・桜川ひとみ(ミステリー作家)、住まい・琵琶湖近郊、友犬・サスケ、特技・推理―。長編『ゆきの山荘の惨劇』『消える密室の殺人』(角川文庫)で鮮烈に登場した猫探偵の六つの事件簿は、こだわりや仕掛け、企みやいたずらが満載。さあ、正太郎といっしょに夢と、いや、推理と冒険の旅に出発。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

175
猫好きにはもってこいの推理小説。cat whoと同じような名前なので大丈夫かなと思った。話の作り方は、猫語りだったり、飼い主が女性だったり、作家だったりと設定が違うので大丈夫そう。続きを読むのが楽しみ。解説:女優の池波志乃。コージーミステリー(くつろいだ推理小説)という分野があることを知りました。作家だけでなく、それぞれの専門を持った方の解説はためになります。2013/06/26

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

63
84/100点 推理作家「桜川ひとみ」と飼い猫「正太郎」が関わった6編の事件を描いた短編集。読友さんの読みたい本登録で、このシリーズを知りました。とりあえず1冊と思い本作を手に取ってみて、まず表紙の正太郎のハンサムな姿に惹かれました。また、文中のところどころに出て来る"猫あるある"など、読んでいて十分楽しめました。もちろん、話しそのものも面白かったです。全ての話しが面白かったですが、最後の「正太郎と田舎の事件」が少し悲しく切ないですが、一番良かったです。シリーズの残りの本もボチボチ読んで行こうと思います。2016/10/18

papako

45
猫探偵正太郎シリーズ。久々のシリーズ。?これ再読では?と思います。柴田さんらしい、少し怖い短編集。猫の正太郎とチャウチャウのサスケがいいコンビですね。2015/12/21

お腹ボン!

26
シリーズ物にのめり込み、ちょっとほのぼのしたいなと思ったとこ、正太郎君に会いたくなった。と思いきや、短編の一作目がストーカー目線のお話し。自分を正当化してしまう思い込みの激しさが凄すぎた。犯罪まで犯してしまう恐怖の最後を笑い話のように締め括ってしまった正太郎君の同居人の大雑把さがとても好きで和みます。猫殺しの作では「最後まで自分を殺した人間に対し信頼感を持ってて不意打ちをくらった」という部分が物凄く胸にグサッときた。毎回、猫同士の会話から、なる程と思う事が多く、益々猫を愛おしく思ってしまいます。2017/02/24

☆エンジェルよじ☆

25
初めましてあなたが噂の正太郎君ですか。不束な私は『正太郎の冒険Ⅰ』とタイトルにあったのでこちらを先に読ませていただきましたが、すでに2作あなたはご活躍されていたのですね。あなたの冷静に周りを観察し(猫族の習性なのでしょうか)的確な推理を楽しませていただきました。他の作品でのあなたの活躍も読ませていただきます。  かしこ 2011/07/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/507826
  • ご注意事項