光文社新書<br> 「マニュアル」をナメるな!―職場のミスの本当の原因

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光文社新書
「マニュアル」をナメるな!―職場のミスの本当の原因

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334044312
  • NDC分類 336
  • Cコード C0234

出版社内容情報

作業を指示するマニュアルが悪ければ、仕事の効率は落ち、ミスや事故が起きる。具体的な例を挙げながら必要なテクニックを伝授。

内容説明

ミスに悩む企業の多くで、マニュアルに深刻な欠陥を抱えているが、気づかれずに放置されている例が多い。駄目なマニュアルを使っているから、仕事の効率が落ち、ミスや事故が多発するのだ。優秀な人材を集めても職場がうまく回らないなら、マニュアルを疑ってみるべきである。分かりやすいマニュアルを生み出すには、作文だけでなく、作業の全体的かつ総合的な改善が必要だ。本書ではまさにこの点について、長年、人間のミスの研究を続けている著者が、具体的な成功例・失敗例を挙げながら解説。マニュアル作りに悩んでいる読者のために、すぐに使えるテクニックを紹介する。消費税の軽減税率制度の導入に役立つ早見表の例も掲載。

目次

第1部 マニュアルの文章術(マニュアルの目的;マニュアルの文章作法;マニュアルのあり方)
第2部 正しい作業手順の作り方(手順の全体構造;作業は「型から型へ」で組む;チェックは「節目で味見」を;作業の意味論)
第3部 練習問題(「ルールブック調マニュアル」を手順主義に書き直す;消費税の軽減税率早見表を作ろう;センター試験問題配布ミス事故)

著者等紹介

中田亨[ナカタトオル]
1972年神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。現在、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センターNEC‐産総研人工知能連携研究室副連携室長。中央大学大学院理工学研究科客員教授。人間のミスと安全に関する研究を様々な業種との共同研究において現場主義で進めている。内閣府消費者安全調査委員会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

90
職場のミスを無くすためのマニュアル作成術。マニュアルの種類、文章作法、運用法をまとめた第一部と、簡潔な「作業」や「手順」の設計法、工程中の「チェック」機能の有効化など、マニュアルの記載対象となる「業務フロー」のあるべき姿をまとめた第二部の2部構成。実際の業務でも、マニュアルと作業の両面から最適化していくことが「ミス」をなくすことに必要だと再確認できた。第三部の問題集に記載された早見表例、一本道化した作業フロー、「マニュアル作成の原則 虎の巻」など実用性も高そうなので、手元に置いておきたい。2023/08/23

きみたけ

75
3/1付異動に際して引継書を作成中で、狙い通りとても参考になりました❗著者は、産業技術総合研究所 人工知能研究センター 副連携室長の中田亨先生。人間のミスと安全に関する研究を様々な業種との共同研究において現場主義で進めている。分かりやすいマニュアルを生み出すには作業の全体的かつ総合的な改善が必要で、具体的な成功例・失敗例を挙げながら解説した一冊。全てを1ページ以内に収める、ルール風に書かない、指示を断言する、単文・肯定形・大和言葉で書く、工程の途中に味見のタイミングを入れる、など鉄則。2024/02/08

レモン

39
わかりやすいマニュアル作成の指南書。何気なく読んでみたが、意外と面白く読めた。前職はマニュアルだらけで1つの作業にあっちを参照、こっちを参照し、省略部分も多く慣れるまで大変だったのを思い出した。マニュアルはシンプル・イズ・ベスト。A41枚に収まるように作るべし。フローチャートより早見表、ダブルチェックは有害など、成程と思う内容だった。早見表だけでなくマニュアルの作成例も載っていたら良かったのに。西野カナの「トリセツ」はマニュアルとして見てもなかなかバランスが良いらしい。2024/01/12

あちゃくん

27
実践的な内容が多くてよかった。2022/12/24

しゃん

27
『「事務ミス」をナメるな!」が面白かったので、こちらも読んでみた。作業を単なる作業として軽く捉えると、確かに作業はつまらない。しかし、作業が「目的を実現するという意図によって編成された行為であり、自然法則と調和するように成り立っている」ものと捉え、その核心を追及するという知的好奇心を持てば、内省的な満足を得られる道に繋がるという、あとがきは心に沁みた。まさに、茶道にも通じる心。この心をもって、普段の仕事に取り組もうと思った。2019/11/09

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