光文社新書<br> 灯台はそそる

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光文社新書
灯台はそそる

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039998
  • NDC分類 557.5
  • Cコード C0226

出版社内容情報

自称「灯台女子」の著者が、初心者でも楽しめるポイントを紹介。

内容説明

海の安全を守る灯台。役割が重要なのはもちろんだが、ポツンと立つ姿は、人工物ながら風景を邪魔せず、むしろ趣を与える。実はファンは多く、好みのあり様も豊富。ところが今、灯台はまさに“崖っぷち”だ。GPSの台頭と省エネの流れの中、減少の一途…。その灯火を絶やさぬよう一人でもサポーターを増やすため、“灯台女子”が魅力と愛し方を余すところなく綴る。

目次

第1章 灯台の愛し方
第2章 灯台の基礎知識
第3章 世界の灯台
第4章 灯台守のいた時代
第5章 100年後の海にも灯台を!
特別編 私が愛する灯台10選

著者等紹介

不動まゆう[フドウマユウ]
1977年、東京生まれ。フリーペーパー「灯台どうだい?」編集発行人。灯台愛好会ライトハウスラバーズに所属し、毎年「灯台フォーラム」を企画・開催する。公益社団法人燈光会一般会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

29
ラジオ番組でこの著者の灯台に対する熱意を拝聴し、著書を2冊読んでみた。1冊目は写真が中心で、灯台が自然に融合した美しい景色や、灯台のデザイン性を重視した内容だったのに対し、本書は灯台の機能や歴史をもう少し掘り下げて書かれたものだ。日本では2006年を最後に灯台守はいなくなったけれど、灯台は波打ち際に佇む灯台も多く、波に拐われて行方不明になってしまった灯台守のご家族もいたという悲しい話など、美しい景色の裏に潜む悲話も。さて、灯台に行ってみよう。2017/11/20

ふろんた

16
灯台愛がすごい。でもマニアックにならず、わかりやすくかつ教養も身につく。灯台ファンの自体はまださほど多くないようだが、フィールドワークがハードだからか、愛好者たちの連携もよく取れているようだ。登ることのできる灯台は15ほどあるようだ。2018/04/11

雲をみるひと

10
灯台マニアを自認する作者にする灯台に関する本。トピックが多岐にあたるが、テーマ毎の文量は多くないトリビア本に近い構成。深みはともかく、歴史、役割、機能分類、素材、海外の状況、関連人物等トピックの網羅性が高い。何はともあれ、作者の灯台愛で溢れている作品。2019/04/05

RYOyan

10
最果てに萌える軽い気持ちで手に取ったのだけど、中身は灯台愛に満ちていて読み応えがあった。老朽化とGPS技術の発達で危機に瀕しているということ、レンズの美しさと灯台守の苦労などとても勉強になった。好きなものに対する熱を帯びた文章いいですね。2018/12/16

ナツ

6
以前に読んだ別の著者の灯台本より数倍面白かった!おすすめの灯台の紹介だけに留まらず、日本での灯台の歴史やレンズについて、さらに灯台守のひとの話など盛りだくさんで、灯台好きでなくてもお薦め!2017/10/15

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