内容説明
科学とはなにか?科学と科学でないものの間は?科学不信はなぜ生まれるのか?科学を報じるメディアの問題とは?科学を上手に使うには?―学校が教えてくれない科学的な考え方を、稀代の論客たちが講義形式でわかりやすく解説。3・11以降の科学に対するモヤモヤがきれいになくなる一冊。
目次
1章 科学と科学ではないもの(「科学っぽいもの」を疑ってみる;科学を装う科学ではないもの ほか)
2章 科学の拡大と科学哲学の使い道(科学の領域から科学がはみ出すとき;「ローカルな知」と「モード2科学」 ほか)
3章 報道はどのように科学をゆがめるのか(「生活に密着した科学」への誤解;エコナ問題とはなにか ほか)
4章 3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題―日本版「信頼の危機」とその応答(「想定外」を想定する社会へ;「信頼の危機」という問題―BSEの衝撃 ほか)
付録 放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち(放射性物質をめぐるあやしい情報;不安に付け込む人たち ほか)
著者等紹介
菊池誠[キクチマコト]
1958年生まれ。大阪大学サイバーメディアセンター教授。専門は学際計算統計物理学
松永和紀[マツナガワキ]
1963年生まれ。サイエンスライター。2011年に食に関する科学的に妥当な情報を収集・提供する消費者団体を設立し、ウェブサイト「FOOCOM.NET」を運営する
伊勢田哲治[イセダテツジ]
1968年生まれ。京都大学大学院文学研究科准教授。専門は科学哲学・倫理学
平川秀幸[ヒラカワヒデユキ]
1964年生まれ。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授。専門は科学技術社会論(科学技術ガバナンス論、市民参加論)
飯田泰之[イイダヤスユキ]
1975年生まれ。エコノミスト、駒澤大学准教授。(株)シノドスマネージング・ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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