内容説明
四年生の松山由治は、今日もひとりでトイレそうじをしていました。同じ班の他の三人は、さぼってばかり。「由治って、ほんと、まじめだよな」「班長が由治でよかったぁ」クラスになじめないまま、校舎のうらにあるビオトープで昼休みをすごしていた由治に、校務員の林さんが声をかけます。「トイレそうじがすき」という林さんの話を聞いて、由治はある作戦を思いつくのですが―。
著者等紹介
野村一秋[ノムラカズアキ]
1954年、愛知県生まれ。関西大学社会学部を卒業後、教員として小学校に20年ほど勤める。『ミルクが、にゅういんしたって?!』(くもん出版)で、第1回児童文芸幼年文学賞を受賞。日本児童文芸家協会会員。日本児童文学者協会会員。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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