内容説明
「僕は運だけで生きてきたんだ。だから運については一家言あるの」―。1970年代にコント55号でブレイクし、その後30%台という驚異の高視聴率番組を連発してテレビ界を席巻した著者。「みんな、運のため方、使い方を間違ってるんだよね」。どうにも運が向かない人たちに贈る、逆転人生の極意。
目次
はじめに 目の前には三つの運がある
1章 向いていない場所に運がある
2章 ダメな人ほど運がたまる
3章 運に見放されない生き方
4章 運をつかむには言葉を磨け
5章 家族は運でバランスを保つ
6章 仕事も人生も「運」で生きてきた
おわりに お金より運をためて豊かに生きよう
著者等紹介
萩本欽一[ハギモトキンイチ]
1941年東京入谷生まれ。中学を出ると浅草の東洋劇場へ入団。フランス座へ出向し幕間のコントで芸を磨く。66年、坂上二郎と「コント55号」を結成、68年から始まったテレビ番組『お昼のゴールデンショー』で人気を得ると、『コント55号のなんでそうなるの?』などで人気絶頂に。71年に始まった『スター誕生』では新しい司会者像をつくり上げた。80年代には高視聴率番組を連発し、視聴率「100%男」の異名をとった。98年の長野冬季オリンピックでは閉会式の司会も務めた。05年にはクラブ野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」を結成し監督に就任、人気球団に育てた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yoshida
135
逆境にある時、不遇の時は運がたまっていると思おう。そして腐らず、愚痴を言わずに努力する。なかなか出来ないとは思います。愚痴ばかり言っても始まらないことは確か。人を恨まずも大切。嫌なことをされても、自分と如何にして折り合いをつけて乗り越えるか。また、見返りを期待した親切は間違い。読了後に冷静に考えると、毎日を気分良く過ごすメソッドであることも分かる。向いてないことを努力し続ける。これはなかなか大変かな。他人は変えられないが、自分は変えられる。自分の人生も、自分の捉え方次第。明るく毎日を生きよう。2020/03/29
ehirano1
102
「失敗した若者をただ怒鳴る、いやな大人」。ここまでは普通ですが、ここからがスゴイ、「これじゃあ自分の運も逃げていくし、若者からも運をもらえない」。“若者からも運をもらえない”。ん?「運」というのは交換可能なモノ?交換可能であればマルクスの資本主義云々、と連想してしまう私は佐藤優の本を読み過ぎたか・・・?2022/01/30
ehirano1
102
「ダメなときほど運がたまる」という発想は思いもつかなかったです。こう思うとダメな時も腐らずに頑張れると思いました。一角の人はやはり発想が違うんでしょうか。2015/06/20
ehirano1
62
かのマーフィーの法則ならぬ「欽ちゃんの法則」。法則という名の通り、せっかく(?)たまった運は「仕返しをする」や「がっつく」ことで消えていくとのこと。法則をしっかり認識しておくことが必要のようです。2020/11/14
ehirano1
62
山里亮太氏の御母堂も「神」でしたが(天才はあきらめた)、欽ちゃんの御母堂も「神」でしたわ。2020/05/10