出版社内容情報
現代の国際金融に関する諸問題を対象に金融の国際協調,国際通貨システム,欧州通貨制度,国際金融システムなどについてゲーム理論を2国モデルの枠組みに応用し考察する。
【目 次】
はしがき
序 論 本書の目的と構成
第Ⅰ部 国際政策協調
第1章 金融政策の国際協調―静学ゲーム論的アプローチ
第2章 金融政策の国際協調―動学ゲーム論的アプローチ
第Ⅱ部 国際通貨システム
第3章 国際通貨システムのゲーム論的分析
第4章 欧州通貨制度と欧州通貨統合に関するゲーム論的分析
第Ⅲ部 国際金融システム
第5章 経常収支の不均衡と金融の国際化
第6章 発展途上国の累積債務問題と情報の非対称性
第7章 旧ソ連・東欧におけるパラレル通貨市場と通貨の交換性
終 章 総括と今後の課題
参考文献
索 引
内容説明
本書は、現代の国際金融に関する諸問題を対象に金融政策の国際協調、国際通貨システム、および欧州通貨制度などについてゲーム理論を2国モデルの枠組みに応用している。また、日米の経常収支不均衡問題や金融の国際化・グローバル化、発展途上国の累積債務問題、および旧ソ連・東欧諸国の市場経済化といった国際金融システムに関する問題についても考察している。
目次
第1部 国際政策協調
第2部 国際通貨システム
第3部 国際金融システム