言語ゲームとしての宗教

個数:

言語ゲームとしての宗教

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月18日 18時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 265,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326153275
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

主にウィントゲンシュタインの知見,つまり私的言語,言語ゲーム,そして相対主義的視点を踏まえた新しい見方。宗教学と宗教哲学に新風を送る。

つぎに、宗教を言語ゲームとして理解するということは、
宗教の諸要素をあげつらうことによって宗教を理解する
ことではない。つまり、聖性・超越性・情緒性・意志性・
人格統合性・価値性・構造性・社会統合性・社会挑戦性
など、これまで宗教の要素として枚挙されてきたものの
うちいくつかを組み合わせて、宗教を理解しようという
類のものではないのである。あらゆるものをひっくるめ
て、総体的に宗教を言語ゲームとして理解しようという
のである。この意味において、これは宗教の諸要素を明
示的にとりだして宗教を定義・理解しようとするアプロ
ーチとは本質的に異なる。   「緒言」 より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【目 次】

第1章 言語と宗教
 1・1 言語と宗教の関わりの諸相
 1・2 日常言語と宗教言語の交錯

第2章 日常言語と宗教言語の論理学的分析
 2・1 J・M・ボヘンスキーの 「宗教の論理学」
 2・2 宗教的言説の論理学的探究
 2・3 宗教的言説と世俗的言説との全体構造
 2・4 ボヘンスキーの議論の評価

第3章 「私的言語」 と 「言語ゲーム」 としての宗教
 3・1 「私的言語」 と 「私的言語」 としての宗教体験談
 3・2 「私的言語」 批判から 「言語ゲーム」 へ
 3・3 言語ゲームとしての宗教

第4章 言語ゲームとしての宗教と基礎づけ主義
 4・1 言語ゲームの根拠づけの不可能性と不必要性
 4・2 A・プランティンガの宗教哲学と基礎づけ主義
 4・3 宗教哲学的基礎づけ主義にたいする批判

第5章 ウィトゲンシュタイニアン・フィデイズム
 5・1 ウィトゲンシュタイニアン・フィデイズム
 5・2 相対主義とウィトゲンシュタイン
 5・3 概念相対主義とウィトゲンシュタイニアン・フィデイズム

内容説明

宗教に「本質」はない。主にウィトゲンシュタインの知見を踏まえ、宗教学・宗教哲学に新鮮な視点を提示する。

目次

第1章 言語と宗教
第2章 日常言語と宗教言語の論理学的分析
第3章 「私的言語」と「言語ゲーム」としての宗教
第4章 言語ゲームとしての宗教と基礎づけ主義
第5章 ウィトゲンシュタイニアン・フィデイズム

最近チェックした商品