出版社内容情報
ヘーゲルの美学講義は「序論」と三部から成るが,フィッシャーは,(1)理想論,(2)芸術形式論,(3)建築と彫刻,(4)絵画と音楽,(5)詩,の5章に分けて解説している。
目次
―ヘーゲルの美学―
第1章 理想論
絶対精神の領域/芸術哲学/理想論
第2章 芸術形式論
象徴的芸術形式/古典的芸術形式/ロマン的芸術形式
第3章 建築と彫刻
美的建築/彫刻
第4章 絵画と音楽
ロマン的芸術としての絵画/音楽
第5章 詩
詩の芸術/叙事詩/抒情詩/劇詩
―ヘーゲルの宗教哲学―
第1章 宗教の概念
哲学と宗教/宗教的意識の諸形態/祭祀
第2章 規定宗教
区分/直接的または自然的宗教/実体あるいは自然の諸宗教/自由の
宗教への移行過程における自然宗教/精神的個性の宗教
第3章 絶対宗教
啓示宗教/三位一体
内容説明
ヘーゲル哲学が近代哲学の完成であったように,その美学もまたヨーロッパ美学史上に輝く近代観念論美学の最高峰である。
目次
ヘーゲルの美学 理想論
芸術形式論
建築と彫刻
絵画と音楽
詩
ヘーゲルの宗教哲学 宗教の概念
規定宗教
絶対宗教