内容説明
さきちゃんは一年生になったおいわいに、つくえをかってもらいました。いちばん大きなひきだしにはたからものをいれました。ところが、ある日、さきちゃんがひきだしをあけると、たからものがばらばらです。「ななちゃん!わたしのひきだしあけたでしょ!」「あけてないよ。わたし、シールなんてしらないもん」さあ、たいへん!さきちゃんは、どうするのでしょうか?小学校1・2年生に。
著者等紹介
くさのたき[クサノタキ]
本名・草野たき。神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。『透きとおった糸をのばして』で、「講談社児童文学新人賞」「児童文芸新人賞」を受賞。『ハーフ』で「日本児童文学者協会賞」を受賞
つじむらあゆこ[ツジムラアユコ]
香川県生まれ。武蔵野美術大学卒業。おもちゃの企画、パッケージ会社勤務を経て、イラストレーターとして独立。子どもの本の仕事を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
42
怒ると手をだしてしまう小1のさきちゃん。理由を聞かれてもうまく答えられないし、叩いても自分の気持ちも伝わらない事に、ある時出会った黒いノラネコのおかげで、少しずつ伝える事の大切さがわかっていく。言葉にして相手に伝える事で成長していく姿が良かったです。2020/11/02
刹那
14
長男が一年生の時に買った本です(*^_^*)次男が日曜日、大きい文字やからか、あっとゆう間に読み終えて、ビックリしました( ^ω^ )私もどんな内容か忘れたので今読み返しました!暴力じゃなくて、ゆっくりでもいいから、言葉にして相手に伝えようねと言うお話でした。次男読み1年と9ヶ月と13日♪2014/10/16
しろくま
10
小1の娘が学校図書館で初めて借りてきて読んだ本。ネコ好きな娘らしい選書。2022/04/26
さーちゃん
4
7歳5ヶ月 ー母ーーきょうだい、お友だちとの付き合い方、少し言い方を変えるだけで違ってくるかも。はじめは難しいかもしれないけどきっと出来る。自分の辛い気持ちも叩くだけでは誰にも伝わらない。「ゆっくりでいいから言葉にしてみる」怒りたい時、大人も子どもも優しく相手に伝えるって大事だね。2019/08/12
Giraffe Teacher
3
ななちゃん引き出しを触ってたと言うこと?2023/08/02