出版社内容情報
【解説】
化合物を反応や類似グループに分けて,それぞれできるだけわかりやすく,合成とは何かが理解できるように解説した,テキスト・参考書。
【目次】
有機化合物の構造・有機化学反応・カルボニアニオンを経由する炭素-炭素結合の形成・有機典型元素化合物による合成・酸化と還元他
内容説明
本書は、現在広く用いられている有機合成化学の諸手法を、主として反応の形式および反応機構の面から分類し、系統的な説明を加えたものである。最初の2章で、有機合成反応の基本的理解に必要と思われる有機化合物の構造や結合の性質、および有機化学反応に関する基本的な事項についてまとめ、解説。取り上げた合成反応をただ形式的、現象的な立場からの説明だけではなく、反応機構に立ち入って反応の進む様子を理解できるように配慮した。
目次
1章 有機化合物の構造
2章 有機化学反応
3章 カルボアニオンを経由する炭素‐炭素結合の生成
4章 カルボカチオンを経由する炭素‐炭素結合の生成
5章 有機典型元素化合物による合成
6章 芳香族化合物への官能基の導入
7章 炭素‐窒素結合形成反応
8章 酸化と還元
9章 転位反応
10章 ペリ環状反応による合成
11章 有機遷移金属を用いる合成
12章 複素環化合物の合成
終章(レトロシンセシス(逆合成)
コンビナトリアルケミストリー
グリーンケミストリー)
著者等紹介
小泊満生[コドマリミツオ]
芝浦工業大学工学部教授・工学博士
滝戸俊夫[タキドトシオ]
日本大学理工学部教授・工学博士
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