内容説明
赤穂事件から300年、個と組織の理念を求める人に熱く説く。
目次
1 武士道の歴史(日本社会における武士の出現;中世武士の行動規範―もののふの道、弓矢取る身の習ひ;近世社会の成立と武士道の形成)
2 徳川時代の武家社会(徳川幕府と大名家(藩)
大名家(藩)の組織)
3 名誉の掟としての武士道(喧嘩と果し合い―名誉のための決闘;切腹の精神史的意義;武家屋敷駈込慣行;敵討)
4 忠義観念の諸相―そのコペルニクス的展開(諫言;三つの武士道)
5 終章―自立せる戦闘者たちの名誉の掟
著者等紹介
笠谷和比古[カサヤカズヒコ]
1949年、神戸市生まれ。現在、国際日本文化研究センター教授・文学博士
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