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眼の冒険―デザインの道具箱

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784314009829
  • NDC分類 757
  • Cコード C0070

出版社内容情報

世界の見え方が変わるデザイン・エッセイ!
デザイナーは「デザインの種」をどのように切り出してくるのか。点・線・面・立体……そのどれひとつをとっても、デザインによって形と意味が多様に変化する。第一線で活躍するデザイナーが、実際の作品や絵画・写真などを使って、その手法を一挙公開。この一冊で、あなたの「ものの見方」が変わる、目からウロコのデザイン・エッセイ。図版約400点(内カラー110点)の美装本。

★本書は、2006年度「第37回講談社ブックデザイン賞」を受賞しました!


2005年掲載
CLUB QATTRO6月号、朝日新聞6/26、静岡新聞7/1、図書新聞7/16、流行通信8月号、DTPworld7月号、プリンツ秋号、電通報8/29、HAIRMODE 11月号


<点・線・面・立体> 感性と想像力のワンダーランド

空間の秩序を生かす、端正なデザイン。
独特の情報探索センサーをもつ松田流・空間制御の秘法が、解き明かされる。
「牛若丸」のういういしい観察眼とさわやかな飛翔力の結合が、
この書に魅力を添えている。       杉浦康平
                

はじめに  「似ている」こと

1 直線の夢
    線の乱舞
    縦と横
    水平線に浮かぶ風景
    反重力
    オモテケイの舞い
    ルート
    モジュール
    直線の夢

2 面の愉しみ
    デシメトリ
    周辺重視
    透明
    プロセシズム
    同化と反転
    奥行き反転
    正面と側面
    組み替える

3 形のコラージュ
    フトンタタキの謎
    円盤物語
    増殖
    パーツ
    覆う・包む
    つけ加える
    封じ込める
    消す

4 数字・文字・暗号・シンボル
    フィギュア
    216′126′32′21
    奇妙な文字
    タテ書き
    紙と書体と印刷
    文字とスタンダード
    コラージュとモンタージュ
    !と?
    暗号解読
    メッセージ

5 見ること・見られること
    振動する眼球
    眼光ビーム
    凝視する
    形の知覚
    物質的想像力
    パスワード
    反転するイメージ
    光をあてる

内容説明

デザイナーは「デザインの種」をどのように切り出してくるのか?点・線・面・立体…それらはデザインによって形と意味が多様に変化する。第一線で活躍するグラフィックデザイナーが、絵画や写真、ポスターやイラストなどを使い、その手法・見方を一挙公開。この一冊で、あなたのものの見方が変わる、目からウロコのデザイン・エッセイ。図版約400点収録。

目次

1 直線の夢(線の乱舞;縦と横 ほか)
2 面の愉しみ(デシメトリ;周辺重視 ほか)
3 形のコラージュ(フトンタタキの謎;円盤物語 ほか)
4 数字・文字・暗号・シンボル(フィギュア;216′126′32′21 ほか)
5 見ること・見られること(振動する眼球;眼光ビーム ほか)

著者等紹介

松田行正[マツダユキマサ]
グラフィックデザイナー。書籍・雑誌のデザインを中心に活躍。現在、雑誌『CONFORT』『デザインの現場』『10+1』『InterCommunication』などのADをつとめる。ここ数年は、せんだいメディアテーク、大社文化プレイス、みなとみらい21の元町・中華街駅プラットフォーム、まつもと市民芸術館、富弘美術館などの建築のサイン・デザインも手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ganesha

5
グラフィックデザイナーによるデザインについてのこだわりと400点の図版が詰まった一冊。海とモンドリアン、漢字の造形と福田繁雄の「アンコール」、ふとんたたきについてなど興味深く読了。2022/12/13

takao

2
ふむ2024/02/08

ウッチー

2
「御真影」と、「!」「?」のデザインの話が少し興味深かったが、膨大な情報量の割に、これといって記憶に残ったエピソードが少ない。映画を引用した解説が非常に多く、著者が映画好きな事は理解できた。2015/08/14

らむだ

2
読み物として、非常に面白かった。眼の冒険というタイトルに相応しく、見ることや見えるものに関する話題が中心。 目次から気になるトピックスに飛んで読むのもよし、ぱらぱらめくって気になる図版の部分から読むのもよしの一冊。もちろん頭から順に話を追っていくのも。2014/07/12

懶惰

2
ひたすら楽しい。書き出しがセイゴオの名前で始まること、また参考文献に荒俣、高山、種村といった面子が揃っていることから察せられるように、そういう趣きの本。つまり数寄者にはたまらないってこと。カタログ的に図版を並べたとしても美しい書物として成立してしまうところだけど、あくまで文章メインの読み物になっているのが良い。2013/09/18

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