出版社内容情報
『ハッカーズ』の著者が10年に及ぶ取材を経てまとめた全米ベストセラー、待望の邦訳。
暗号はかつて国家の専有物であった。インターネット黎明期、来たるネット社会の到来を
予見し、暗号のプロが集まる諜報機関の厚い壁に挑んだ男たちの孤独な闘いがあった。彼
らがいかにしてスパイたちを出し抜いて暗号を解放し、ドット・コムのサーバーに暗号を
組み込んだのか。eコマースとネット上にプライバシーをもたらすことになった大発明、
「公開鍵暗号」の誕生をめぐる人間ドラマを、あの『ハッカーズ』の著者が生き生きと描
く。
読売3/18、日経3/24、朝日4/5、「Windowsプロ」4月号、「STUDIO VOICE」5月号、「日経サイエンス」5月号、
「月刊現代」5月号、「プレジデント」5/13号、他 書評掲載。
内容説明
インターネット黎明期、プライバシー保護を賭け、暗号のプロが集まる諜報機関の厚い壁に挑んだ男たちの孤独な闘いがあった。eコマースやネット社会の裏に秘められた人間ドラマ。『ハッカーズ』の著者が10年に及ぶ取材を経てまとめた全米ベストセラー、待望の邦訳。
目次
ひとりぼっちの闘い
規格
公開鍵
センセーション
暗号ビジネス
特許と鍵
暗号アナーキスト
クリッパー・チップ
苦難を乗り越えて
エピローグ 公然の秘密
著者等紹介
レビー,スティーブン[レビー,スティーブン][Levy,Steven]
1951年生まれ。テンプル大学卒業。ジャーナリストとなる。ハッカーに関する取材をきっかけにまとめた『ハッカーズ』(邦訳・工学社)が世界的ベストセラーに。その後もコンピュータの世界にのめりこんで『マッキントッシュ物語』(邦訳・翔泳社)、『人工生命』(邦訳・朝日新聞社)などを著わす。現在、『ニューズウィーク』誌のチーフ・テクノロジー・ライターとして活躍する一方で、『マックワールド』や『ワイアード』などの専門誌にも署名記事を執筆している。そんな脂の乗り切った著者が10年に及ぶ長期取材の末にまとめたのが、『暗号化』(原題はCrypto)で、発売後、全米で大きな話題を呼んだ
斉藤隆央[サイトウタカオ]
1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は翻訳業に専念
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感想・レビュー
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