検証 日本の前期旧石器

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  • サイズ A5判/ページ数 110,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784311300417
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

発覚した前期旧石器ねつ造事件を検証。日本の旧石器時代はどこまで遡れるか!?白熱の緊急シンポジウムの記録。

目次

第1部 基調報告(はじめに―批判にこたえるひとつの基礎をここで作りたい;日本の旧石器と「前期旧石器」問題―灰色になった資料はいったん棄てたほうがいい ほか)
第2部 討論(灰色の多くは黒だ、いや白だ(発表者どうしの質疑)
ミソが多いか、クソが多いか(竹岡俊樹さんの批判) ほか)
第3部 補論(西アジア先史学からみた日本の「前期旧石器」問題;石器の産状は何を語るか ほか)
第4部 資料編(発表要旨;海外の反応)

著者等紹介

春成秀爾[ハルナリヒデジ]
1942年神戸生まれ。九州大学大学院文学研究科中退。現在、国立歴史民俗博物館考古研究部教授。専攻、日本考古学(祭り・儀礼、社会組織、学史)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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user

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まだ藤村新一による犯罪が過小に見積もられていた時期のシンポジウムであり、岡村道雄をはじめとしたお偉方が、甘い見通し全開で和やかに議事を進めていく記録。読みどころは、石器出現時の記録も満足に取れない素人同然の人物による発掘監督こそが藤村の跋扈を許したのだと断罪する西秋良宏の補論と、竹岡俊樹が馬鹿にされている雰囲気がありありと伝わってくるやりとりくらいか。2022/10/23

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