内容説明
カメラの前史―カメラ・オブスクラの原理。ピンホール・カメラの魅力。不思議な立体写真。映画の前史―絵の動く玩具たち。フリップ・ブック。動きの基礎研究、マイブリッジの連続写真。光と影の芝居―マジック・ランターン(幻燈機)。廃墟に骸骨の飛び交うファンタスマゴリア。江戸の写し絵。トリック映画の祖メリエスの幻想世界。エミール・レイノーの光の劇場と最初のアニメーション作家たち(ブラックトン、E.コール、W.マッケイ)。レンズ、写真、映画の魔法。
目次
ファンタスマゴリアの衝撃
江戸の写し絵
ジャワの影絵芝居
エミール・レイノーの光学劇場
幻灯とスライド
レンズに見た夢
映像トリック事典
カメラ・オブスクラの世界
カメラの発明
マイブリッジの連続写真
メリエスのトリック映画
アニメーションの始まり
著者等紹介
広瀬秀雄[ヒロセヒデオ]
1909年姫路市生まれ。東京大学卒業、東京天文台長、東京大学名誉教授等歴任。1982年逝去
矢牧健太郎[ヤマキケンタロウ]
1943年東京生まれ。東京大学卒業。食糧問題およびメディア評論家。捕鯨問題に関する論文・エッセイ・コンピュータリゼーションに関するエッセイを『NHKサラリーマンライフ』『放送文化』等に執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。