出版社内容情報
光源氏への女三の宮の降嫁をから、揺るぎない六条院の調和が崩れ始めていく。最高傑作「若菜」を含め、「玉鬘」から「幻」まで収録。
角田 光代[カクタ ミツヨ]
翻訳
内容説明
栄華を極める光源氏への女三の宮の降嫁をきっかけに、揺るぎない六条院の調和が崩れ始めていく。最高傑作とされる「若菜 上・下」を含め、22帖「玉鬘」から41帖「幻」まで収録。
目次
玉鬘―いとしい人の遺した姫君
初音―幼い姫君から、母に送る新年の声
胡蝶―玉鬘の姫君に心惹かれる男たち
蛍―蛍の光が見せた横顔
常夏―あらわれたのは、とんでもない姫君
篝火―世に例のない父と娘
野分―息子夕霧、野分の日に父を知る
行幸―内大臣、撫子の真実を知る
藤袴―玉鬘の姫君、悩ましき行く末
真木柱―思いも寄らない結末〔ほか〕
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