内容説明
フロイト、ユングらの夢解釈の理論をふまえ、その背後に隠された意味を解く、最新夢事典！夢をどのように理解すればよいか？夢に現れた超現実的世界をヴィジュアルに再現、先駆者たちの夢理論を援用しつつ、想像力に満ちたユニークな夢解釈を展開する。
目次
夢の世界へ
意味の階層
内なる言葉
夢事典（テーマ；シンボル）
夢の利用法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ｱﾝﾌﾞﾚﾗ☆
1
鏡リュウジさんの翻訳だけれど、占いの本ではない。著作者はデイビッド・フオンタナ。英国の心理学者。絵も写真も満載。。「夢の劇場」に少し似ていなくもないが、あちらははチベット仏教とか、わりあい宗教系だったと思うがが、この本は、夢解釈とかも載ってて、ユング的心理学っぽい感じがする。高いけど、欲しいと思った。2012/06/02
W
0
精神の重層構造①最も表面的な夢、見てくれ通りの意味をもつ。前意識（願望に基づく意識）から素材を得たもの②個人的無意識（忘れた記憶、抑圧されたトラウマなど）の素材によるもので、シンボル的言語で構成され主として本人にしか理解できない③集合的無意識（人類の偉大なる歴史的宝庫）の素材によるものでシンボルと元型のみで構成。元型とは、神話やシンボル体系で繰り返し出てくる主題。例えば、ペルソナ（仮面）は流浪者や広陵とした風景として現れ、現実世界で自分が選び取った仮面を表す。私がよく見るのは①か②だなあ。2020/10/18
