人格心理学―パーソナリティと心の構造

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  • サイズ B6判/ページ数 251,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309243764
  • NDC分類 141.93
  • Cコード C0011

内容説明

人格とは、心の動きのパターンだ!このパターンを生み出す心の構造とは何だろう、心が壊れるとはどういうことなのだろう。臨床心理学と連携しながら、パーソナリティ―心の本質に迫る。

目次

第1部 人格って何だろう?(あなたはどんな性格か;人格を知る方法)
第2部 人格を解き明かすためのいろいろな理論(フロイトが考えた人格―人格理論(1)精神分析的アプローチ
ワトソンが考えた人格―人格理論(2)行動主義的アプローチ ほか)
第3部 人格はこうして作られる(人格のはじまり―乳幼児期;人格のまとまり―青年期 ほか)
第4部 人格が壊れる危機(正常と異常の境界線―人格と適応(1)
ストレスを乗り切る―人格と適応(2) ほか)

著者等紹介

鈴木乙史[スズキオトシ]
1978年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。聖心女子大学文学部教授、臨床心理士。専門は、人格・臨床心理学。とくに人格変化と適応、カウンセリングの理論と実践

佐々木正宏[ササキマサヒロ]
1982年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。聖心女子大学文学部教授、臨床心理士。専門は、臨床・人格心理学。ストレスと対処、別れとその克服過程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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もちもちかめ

17
それぞれの章の最後にお勧め教科書が掲載されていてとても役に立つ。私が探してた入門書。ロージァズ(カール・ロジャーズのことと推察)のカウンセリング理論が心に残った。2017/12/20

もんごる

1
自己概念がスキーマとなって出来事を都合良く解釈し、自己概念に沿ったものしか記憶しないというのは、印象に残った。 日本の集団主義と個人主義の混同した指導、ダブルスタンダードが子供に混乱を与える。2018/01/28

夢牛

1
環境が人格にどれだけ影響を及ぼすか分かり易く書かれていました。 未だに社会に順応できないのは、その人自身だけに問題があるという考えが、社会にとって一番厄介なのではないかと感じました。 社会の急激な変化に人々の精神が対応できていないのは明らかです。 社会や人々、皆が精神の働き、健康に目を向ける必要があると思います。2017/07/27

たとり

1
いわゆる鬱、躁鬱、ストレス、人格障害から家族システム、母親と子供、幼児期~老年期の心の構造について幅広く網羅している本。正直よく250ページでこれだけ纏められたな…と感嘆。特に15章の最後5行が前章までのデータや論理よりも、心に響きました。2012/03/05

きぬ

0
読みやすかった!2021/08/09

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