21世紀の地域劇場―パブリックシアターの理念、空間、組織、運営への提案

21世紀の地域劇場―パブリックシアターの理念、空間、組織、運営への提案

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784306043909
  • NDC分類 771
  • Cコード C3052

内容説明

世界各地で民間非営利セクターの社会的重要性が指摘されるようになっている。我が国でも特定非営利活動促進法の制定がなされ、公共圏を意識した責任ある市民活動への動きは今後、ますます活発化するであろう。このような社会動向を意識して、本書では地域と舞台芸術の関係作りの核として市民が支えるパブリックシアターの実現に焦点を当ててみたいと考えた。これが本書の執筆を意図した背景である。

目次

第1章 劇場と空間
第2章 劇場空間と劇場技術
第3章 我が国の劇場・ホールの近代化と地域の舞台芸術を支える社会システム
第4章 公立文化施設の機能と計画プロセスの変化
第5章 パブリックシアターと地域の舞台芸術環境の計画

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部

0
読んだ。すぐにもう一周して二度読んだ。 公立文化施設は「パブリックシアター」になっていく必要があるという背景と、そのビジョンを筆者の計画への参画経験中心に書いている。文化会館がなぜこうなっているのかという経緯と、問題点の整理は役に立った。またいわゆる住民参加のまちづくりと重なる話も展開されていて、個人的にありがたい。ただ、文化芸術の存在や振興の必要性は所与のものとして突破している感じもして、そこに現実の大きな課題があるようにも感じた。いずれにせよ視点の広がる一冊だった。2021/11/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1332077
  • ご注意事項

最近チェックした商品