AIと人類

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AIと人類

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296114658
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「政治、産業、文化芸術、教育、医療、防衛……
ここに挙げた全ての領域に、AIは破壊的変化をもたらすだろう。その結果、人間のアイデンティティーや経験する「現実」は、近代の幕開け以来最大の変化を遂げるだろう」

AIはどのようなイノベーションを起こすのか?
AIは人間には認識できない現実を認識するようになるのか?
人間の評価にAIが使われるようになったら、人間はどう変わるのか? 
そして、これらの変化が起きたとき「人間である」とは最終的に何を示すのか?

元米国務長官、グーグル元CEO、MIT学部長、それぞれの分野で頂点をきわめた三名が、人類史という大きなスケールから、AIのもたらす社会的変化と、私たちの未来について語る。 

●すでに空中戦でもAIが勝利――AIが可能にする戦争とは
●AIが自動で抗生剤を発見――AIは人間の寿命を延ばすか
●人間には理解できない未知の化学的性質を解明――AIが導くイノベーションとは
●スポーツ、医療、教育にAIが進出すると、人間の現実認識はどう変化するか――AIのみが認識できる世界
●教育でAIが使われるようになったとき、子どもたちの人間関係は――AIが「友達」になるか

目次
第1章 いま何が起きているのか
第2章 ここまでの歩み 技術と人間の思考
第3章 チューリングから現在、そして未来へ 
第4章 グローバル・ネットワーク・プラットフォーム 
第5章 安全保障と世界秩序 
第6章 AIと人間のアイデンティティー
第7章 AIと未来

著者略歴
著・文・その他:ヘンリー・キッシンジャー

元国家安全保障問題担当大統領補佐官、元国務長官、国際政治学者。キッシンジャー・アソシエイツ会長。
1923年生まれ。ドイツ出身。ナチスの迫害を逃れて米国に亡命。第二次世界大戦では米陸軍に所属し、ヨーロッパ戦線で戦った。復員後にハーバード大学に進学。68年にはニクソン政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任。フォード政権では国務長官を務める。ベトナム和平を実現したパリ協定の締結によって、73年ノーベル平和賞受賞。今日に至るまで米国の外交・安全保障政策に多大なる影響を及ぼしてきた人物。

著・文・その他:エリック・シュミット

グーグル前会長
2001年グーグル入社。同社がシリコンバレーのベンチャー企業からハイテク業界の世界的リーダーへ成長するのに貢献。2001年から2011年までグーグルCEO。2011年から2018年までグーグル会長、その後は2020年までグーグル技術顧問を務めた。グーグル入社以前はノベルとサン・マイクロシステムズで経営幹部を歴任。プリンストン大学で電気工学を専攻、カリフォルニア大学バークレー校で修士、博士(いずれもコンピュータ科学)を取得。

著・文・その他:ダニエル・ハッテンロッカー

MITシュワルツマン・カレッジ・オブ・コンピューティング初代学部長
MIT移籍前はコーネル・テックの創設学長。コーネル・テックは、コーネル大学がニューヨーク市に新設したテクノロジー主体の新設大学院。彼は学界で活躍する一方で、パロアルト研究所(PARC)のマネジャーと研究員、フィンテック関連のベンチャー企業のCTO、マッカーサー財団理事長、コーニングとアマゾンの取締役なども務める。

内容説明

ビジネスから軍事まで、人類が経験したことのない大激変が起きる。AIはすでに人類史の行方まで変えつつあるのだ―元米国務長官×グーグル元CEO×MIT学部長がいまだからこそ問いかける、私たちが向き合うべき課題と糸口とは?

目次

第1章 いま何が起きているのか
第2章 ここまでの歩み 技術と人間の思考
第3章 チューリングから現在、そして未来へ
第4章 グローバル・ネットワーク・プラットフォーム
第5章 安全保障と世界秩序
第6章 AIと人間のアイデンティティ
第7章 AIと未来

著者等紹介

キッシンジャー,ヘンリー・A.[キッシンジャー,ヘンリーA.] [Kissinger,Henry A.]
1973年9月から1977年1月まで、第56代アメリカ合衆国国務長官。1969年1月から1975年11月までは大統領補佐官(国家安全保障担当)も務めた。1973年にノーベル平和賞、1977年に文民にとって最高の栄誉とされる大統領自由勲章、1986年に米国憲法センターが自由に貢献した人物を表彰するリバティ・メダルを受賞。現在は国際コンサルティング会社キッシンジャー・アソシエーツの会長を務める

シュミット,エリック[シュミット,エリック] [Schmidt,Eric]
テクノロジスト(技術専門家)、起業家、慈善事業家

ハッテンロッカー,ダニエル[ハッテンロッカー,ダニエル] [Huttenlocher,Daniel]
マサチューセッツ工科大学(MIT)シュワルツマン・カレッジ・オブ・コンピューティング初代学部長

土方奈美[ヒジカタナミ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大森黃馨

12
AIそれは例えば過去の歴史に例えると印刷技術の発明や核爆弾の開発等に匹敵刷るような人類文明にパラダイムシフトを引き起こすような絶大な出現だが我々は未だそれにどう対応するか意識の合意は行われておらずそれどころかそもそもAIの出現で世界が大きく変わるのは分かっていてもそれがどうなるのかは見当もつかない危険な状態である一刻も早く国家や企業は何を制約し何を制約しないのか更に各種概念や言葉自体も又各界で統一されていない問題も解決しなければならない、といった警告的な内容の書 2023/12/23

はやたろう

6
AIは、ある特定の人たちではなく、人類全体の脅威であり希望。これまでの人類が経験したエポック的な出来事が起きた時の状況と比較し、かつてない変化に見舞われることを想定している。ただ人類はそんな大きな変化に直面しているにもかかわらず、AIに対する規制も、法も、取り決めすらない。その能力の拡大は人類としての存在意義は何かという哲学的な問いとなるほどのものとなっている。知れば知るほど脅威でしかない。2023/01/17

takao

3
AI支援兵器とAI兵器。AIの開発は国家安全保障上の課題になっている。2023/07/20

古民家でスローライフ

1
AIが人類に与える影響を、AIの歴史や技術、グローバル・ネットワーク・プラットフォーム、安全保障と世界秩序、AIと人間のアイデンティティーなど、これから起こりうる未来に対して考察した本。昨今のAIの急速な進化は、最早、AI無しでは、人々の生活が成り立たないレベルにまで来ていると思う。それは、人類にとって、脅威なのか、恩恵であるのかは、それを設計して使う人類自体にあると思う。個人的には、AIが人の知能を超えるのは間違いないことで、人は、その事実を受け入れた上で、AIと共に進化していくことが最善の道だと思う。2023/11/15

AKI

1
情報は文脈を持ったとき、初めて知識となる。知識は確信に裏づけられたとき、初めて知恵となる。しかしインターネットには何千人、何百万人という他者の意見が氾濫し、孤独のなかでじっくり内省し、確信を育む機会を奪われている。孤独が失われると、それにともなって芯の強さ(自らの確信に忠実である強さ)も失われる。 伝統的に人間が世界を知るよりどころとなってきたのは、信仰と理性の二つ、三つ目の手段としてAIが加わる。 人間の役割を考えるとき、最も重要なのは理性ではなく、尊厳と自律性という視点に転換する必要がある。2023/05/16

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