内容説明
あめおじさんがそとにでるとかならずあめがふります。第16回えほん大賞絵本部門大賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
家から一歩でも出ると雨が降ってしまう雨おじさん。遠足や晴れてほしい人は雨おじさんに、一日外に出ないでと頼まれる。優しい雨あじさんは「いいですよ」と引き受けるが、何度も頼まれると可哀想に思えてくる。このまま外に出られないの?と思ったら、最後の展開と雨おじさんの笑顔にほっこり。雨も必要だよね。昭和レトロの絵が味わいがありました。2022/04/20
りーぶる
20
家にいてね、外に出ないでねっていう無邪気なお願いを、「それじゃあ仕方ない」って受け入れるおじさんが少し可哀相。ご飯作れる?材料ある?って心配してしまう。天気予報ムシな存在だけど、最後お洒落して喜々として外を歩くおじさんに癒されました。(5歳)2021/11/10
あひる
4
あめおじさんは外にでるとあめを降らしてくれます。 その日夜、あしたえんそくだから1歩も外にでないでねと言われます。次の日も次の日もお願いされます。あめおじさんにみんなはお礼を言いますが、おじさんはすこし悲しくなります。 そんな時、雨を降らしてほしいという女の子がやってきます。2020/03/05
まこ
1
家から出ると雨を降らしちゃうあめおじさん。お天気になって欲しい色々な人から家を出ないでと頼まれるのです。優しいあめおじさんは「いいですよ」と頼まれてしまう。ちょっぴり切なくなるお話ですが、ある日雨を降らして欲しいからと家から出ることを頼まれるのです。雨にもちゃんと意味はあるね。2022/03/02