内容説明
どれだけおこっているかがわかるすごいメガネ!第16回えほん大賞ストーリー部門大賞受賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
55
「怒り」が数値化されて見えるメガネ、イカリメーター。怒っている人は100%表示。でもいつも怒ってるお母さんは、なぜか0%。ふしぎ不思議、なぜだろう?きっとそこに愛があるから。2022/04/16
たーちゃん
23
息子が選んだ絵本。その人が怒るときが分かる眼鏡。100%になると怒るのに、いつも怒っているお母さんは100%ではない…なんで?その理由がお母さんの愛なのですね。2021/08/30
ニャーテン
7
7歳の誕生日に、人の怒りの度合いががわかる不思議なメガネをもらった男の子。でもなぜかお母さんのイカリメーターだけは怒られている時も上がらない。不思議がる男の子にお父さんが言った「おこっちゃいない。ただ、しかっている」「しかることで、だいすきなお前たちをまもりたいんだ」のフォローは全母たちをホロリとさせる。でも帰宅後いつまでも宿題に取りかからない息子に対する母のイカリメーターは優に100%超えちゃってるなw反省…。7歳になった息子は「一人で生きていけるようにでしょ」と彼なりに叱られる理由を理解していた。2022/10/23
こゆ
7
小1と。怒り度が視覚化できるイカリメーターという眼鏡をもらった男の子。周りの人の怒りを察知できるようになる。空気が読めない訳ではないと思うのだけど、母の毎日の怒りをものともせず飄々と生きている子どもにぜひともつけてほしい。でもこのお母さんは怒ってる訳ではなくて…。危険なときもそうでないときもよく怒ってるので、子どもにはなんで怒ってるのかよくわからない…のかも。私には危険な時とひと様に迷惑をかけるとき以外には叱らないなんて子育てできないけどね。2020/12/24
ちみたんママ
6
〈息子喰いつき度〉★★★☆☆〈私気に入り度〉★★★☆☆ 怒りの度数が見えるメガネを手に入れた男の子の話。「怒る」と「叱る」は違うということが描かれているけれど…正直胸が痛かった。時にワタシは多くの場面で「怒る」と「叱る」を混同させてしまうので。親として反省。ちなみに5歳息子にはまだ難しかったようで、ちょっとキョトンとしてました。2021/11/12