出版社内容情報
空調設計で最重要な「熱負荷計算」を、実務に即して丁寧に解説!
空調設計では、建物や用途の目的に沿って固有の条件を把握し、最大負荷を求め、負荷の変動状況を見極めることが大切で、その情報をもとにして最適な空調システムが決定されます。
「熱負荷計算」の目的は、「建物全体やゾーンの空調負荷計算(最大値)」と「空調設備の年間熱負荷計算」となります。本書では、その一連の作業の詳細を体系的・実用的に記述しました。さらに、ビルの大ストック時代における「リノベーション」についても、第2編で詳述しています。
内容説明
教科書には載ってない空気調和のキホンを丁寧に綴った本。
目次
1 熱負荷計算(空調設計の流れと熱負荷計算;設計条件と熱負荷計算データ;外壁面、屋根面、内壁面からの熱負荷;ガラス窓の熱負荷;室内発熱の熱負荷;起動時の熱負荷;搬送系の熱負荷;熱付加計算と空調送風量の計算;熱付加計算の記入様式)
2 リノベーション(空調のリノベーション計画と新設計画との違い;空調システムの機能劣化とその進行;リノベーション調査・診断と手法;リノベーション独自の施工;リノベーション対象床面積の統計試算)
著者等紹介
立田敏明[タツタトシアキ]
技術士。1966~2000年東洋キャリア工業(株)(現新日本空調(株))。2000~2003年(株)ガーデンホテルズ(現(株)三井不動産ホテルマネジメント)。2004~2008年三井不動産ビルマネジメント(株)。2010年~タツタ技術士事務所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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