出版社内容情報
建築を設計する者の原点。スケッチの線の連なりから思考を読む。
旅先で、また移動中に、設計者は手帖にスケッチを描く。建築のすべてはその線の連なりから始まる、といっても過言ではなく、それらの多くは配置や間取り、ディテールの検討であったり、時にはこうなってほしいという夢や構想を描きとめる作業です。本書では、B6の手帖や設計机の上で描かれたスケッチ群を、案の変遷ととともにまとめたエスキス帖である。
これから設計者を目指す方や学生などにはぜひ手元に置いてほしい1冊。
目次
序 手で考えるということ
1章 建築を描くコトはじめ(はじまり;間取り;佇まい;モデュール;骨格づくり;木組み;ディテール)
2章 設計エスキス(家とまちの按配のいい関係;防火地域の3層RC造;旗竿敷地の都市住居;3度の計画地変更をしのぐ;3世代が暮らす雪国の住まい;春の雪解けを待つ家;軸組の美しさを;パン・ジャム工房と4世代住居)
著者等紹介
瀬野和広[セノカズヒロ]
設計アトリエ主宰。一級建築士。管理建築士。1957山形県生まれ。1978東京デザイナー学院卒。鬼工房勤務。1979~1988大成建設設計本部勤務。1988設計アトリエ一級建築士事務所設立。1987~2004東京デザイナー学院非常勤講師。2009~東京都市大学非常勤講師。2019~山形県・やまがた森林ノミクス大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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