Brock微生物学

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  • サイズ A4判/ページ数 1050/高さ 31cm
  • 商品コード 9784274024887
  • NDC分類 465
  • Cコード C3045

出版社内容情報

【特 長】
 全体を24章に分割し、基本的知識の整理から最新技術に関する各種情報の解説までを体系的に記述しています。
 また、付録として当分野で理解が必須となる各種計算式や専門用語の簡明な解説も収録しています。

“監訳者はしがき”より
 医学・医療・保健、食品・衛生、生命科学、農学など微生物関連分野の大学生、大学院生、研究者、医薬品・食品・建築・精密機械分野などの微生物コントロール関連実務技術者・研究者に役立つ情報が満載です。ぜひお薦めします。 「Brock 微生物学」は、微生物学をきちんとした形で身につけることを目標として書かれている。そして、他領域の理解や研究に役立てるために必要な知識を、基本から応用まで図を多用して、非常にわかりやすく説いている。
 最初にThomasD.Brockによって本書が世に出されたのは1970年のことであった。それ以来、数年毎に版を改め、30年の間に9版を重ねている。
 著者らは、版を重ねる度に、周囲の人々や学習者の意見を取り入れて、読者の立場に立った本作りを目指しており、これが欧米の多くの大学でベーシックな微生物学の教科書として広く採用されている事実も、本書の学問的価値の高さを示すものであろう。
 本書が、微生物学を基礎から学ぼうとする人々、微生物学の知識をそれぞれの専門に生かしたいと考えている人々にとって、 座右の書として役立つことを期待している。

 ★本書の10大特長★
1.オールカラーで、ディテールまで見やすく、わかりやすくできています。
2.各章の冒頭に、その章の内容構成、章概要を明快に記述しています。
3.各章の冒頭に、その章内で現れる重要用語の定義をわかりやすく簡明に記述しています。
4.学習の理解度を読者自ら評価・チェックできるように、基本概念のチェックポイントを設けています。
5.重要概念については、本文各所に参照マークを付し、関連頁へのアクセスしやすさを高めています。
6.本書全体にわたり、鮮明な顕微鏡写真等のビジュアルに配慮しています。
7.各章末尾には、復習のためのまとめの問題を付し、読者自ら理解度を評価・チェックできるように工夫し、ま
た、応用問題にチャレンジすることにより、分析力・問題解決力が身に付けられるように工夫しています。
8.本書全体にわたって一貫した色づかいパターンを採用して、わかりやすさを追求しています。
9.用語解説で取り上げた重要用語は,本文中ではゴシック体で表記しています。
10.歴史的観点、技術応用面などの関連テーマや、補足説明を要する各種概念については、独立した囲み記
事にまとめて詳細な解説を施しています。
11.巻末には、各種関連資料をまとめています。


「主要目次」(全24章・計345項目構成)
第1章 微生物と微生物学(全9項目)
第2章 生体高分子(全8項目)
第3章 細胞生物学(全17項目)
第4章 栄養と代謝(全15項目)
第5章 微生物の増殖(全12項目)
第6章 微生物の分子生物学(全13項目)
第7章 遺伝子発現の制御(全8項目)
第8章  ウイルス(全23項目)
第9章  微生物遺伝学(全14項目)
第10章 遺伝子工学とバイオテクノロジー(全17項目)
第11章 工業微生物学/生物触媒反応(全15項目)
第12章 微生物の進化と系統学(全10項目)
第13章 原核生物の多様性:細菌(全34項目)
第14章 原核生物の多様性:古細菌(全12項目)
第15章 代謝の多様性(全29項目)
第16章 微生物生態学(全25項目)
第17章 真核生物(全6項目)
第18章 微生物の増殖コントロール(全13項目)
第19章 宿主?寄生体関係(全13項目)
第20章 免疫の概念(全17項目)
第21章 臨床微生物学,免疫学(全12項目)
第22章 疫学および公衆衛生学(全10項目)
第23章 人から人へ伝播する細菌感染症(全7項目)
第24章 動物による伝播および昆虫媒介による疾病(全6項目)

内容説明

オールカラーで、ディテールまで見やすく、わかりやすい。各章の冒頭に、その章の内容構成、章概要を明快に記述。各章の冒頭に、その章内で現れる重要用語の定義をわかりやすく簡明に記述。学習の理解度を読者自ら評価・チェックできるように、基本概念のチェックポイントを設定。

目次

微生物と微生物学
生体高分子
細胞生物学
栄養と代謝
微生物の増殖
微生物の分子生物学
遺伝子発現の制御
ウイルス
微生物遺伝学
遺伝子工学とバイオテクノロジー
工業微生物学,生物触媒反応
微生物の進化と系統学
原核生物の多様性:細菌
原核生物の多様性:古細菌
代謝の多様性
微生物生態学
真核生物
微生物の増殖コントロール
宿主―寄生体相互関係
免疫の概念
臨床微生物学と免疫学
疫学および公衆衛生微生物学
ヒトからヒトへ伝播する細菌感染症
動物媒介性、昆虫媒介性および共通経路型の微生物感染症

著者等紹介

Madigan,Michael T.[MADIGAN,MICHAEL T.][Madigan,Michael T.]
ウィスコンシン州立大スティーブン・ポイント校において1971年に生物学と教育学で学士号を取得し、同大マディソン校のDepartment of Bacteriologyにおいて1974年にM.S.、1976年にPh.D.を取得した。博士号取得後、インディアナ州立大のDepartment of Microbiologyで3年間にわたって教育を受け、Howard Gest氏とともに光合成細菌の研究を行った後、南イリノイ大カーボンデール校に移り、現在は微生物学の教授である。現在、微生物学入門と細菌の多様性に関するコースを教えている。1988年には、College of Scienceにおける優秀な教師に選ばれ、1993年にはその分野における優秀な研究者に選ばれた。主に酸素非発生型光合成細菌、特に極限環境に生息する種を研究している。これまでに約85の研究論文を発表し、光合成細菌に関する主な論文に共編者として携わっている。また、Archives of Microbiology誌の北アメリカにおける編集長でもある

Martinko,John M.[MARTINKO,JOHN M.][Martinko,John M.]
クリーブランド州立大でCleveland State Universityで微生物学を専攻し、化学を副専攻。ケース・ウェスターン・リザーブ大に研究室長として2年間勤務しながら、化膿性レンサ球菌の構造、血清学、および疫学に関する共同教育研究を続ける。次に、ニューヨーク州立大バッファロー校で抗体特異性とイディオタイプの研究を行い、微生物学でM.A.とPh.D.(1978年)を取得。博士課程終了後、ニューヨークにあるアルバートアインシュタイン大で、主要組織適合遺伝子複合体タンパク質の構造についての研究を行った。1981年以降、南イリノイ大カーボーンデール校のDepartment of Microbiologyにおり、現在は教授および助教授である。研究対象は、成長ホルモンが免疫応答に与える影響とダイズ落葉病“soybean brown stem rot disease”の免疫学的同定である。また、大学と大学院で免疫学のコースを教えており、一般微生物学を教えている。チームティーチングでは、免疫学、宿主防御、および感染症を担当している

Parker,Jack[PARKER,JACK][Parker,Jack]
生物学の学士号を取得し、博士号も生物学で取得している(Ph.D.、1973年、パーデュー大にて)。しかし、彼は研究プロジェクトで細菌生理学を扱い、ミシガン大においてMicrobiology DepartmentでPh.D.の研究を完了した。その後の4年間は、オンタリオ州トロントにあるヨーク大で細菌遺伝学を研究した。主に南イリノイ大カーボーンデール校で細菌遺伝学、一般遺伝学、人類遺伝学、分子生物学、および分子遺伝学のコースを教えており、微生物学入門、医学微生物学、ウイルス学のコースに関係している。現在、Department of Microbiologyの教授であり、College of Scienceの学部長である。彼の研究対象は、分子遺伝学と遺伝子発現の幅広い範囲に及ぶが、なかでも細胞がタンパク質合成の精度を制御する方法の研究に焦点を合わせている。約50の研究論文を著している

室伏きみ子[ムロフシキミコ]
お茶の水女子大学

関啓子[セキケイコ]
東京慈恵会医科大学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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