内容説明
どうやって見わけて、だれに助けてもらうのか。
目次
1 うつ病は、気分障害
2 いろいろな気分障害
3 助けをもとめるきっかけをつかむ
4 どんなふうに診断するの?
5 治療の方法
6 再発させないために
著者等紹介
上田勢子[ウエダセイコ]
AM‐USA
汐見稔幸[シオミトシユキ]
東京大学大学院教育学研究科教授
田中千穂子[タナカチホコ]
東京大学大学院教育学研究科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
78
脳内化学物質の変化によって引き起こされる病気。遺伝の確率(両親の場合)75%で発症。「SAD(季節性鬱)」季節、照射時間の変化で発症。躁極性鬱は重症の鬱の後見られるバカげた衝動。80%は治療により治癒するが病識の遅れで問題が拡大しやすい。過激な運動は脳内エンドルフィンを放出させ自然の抗鬱薬効果。この病気は10代から発症すると大人になっても発症しがち。周囲の対応、連携、再発防止に努めることで深刻化を予防。2013/03/16
コウメ
66
うつ病によって考えかたや行動に影響がでる。自分に自信がなくなり「自分にはなんの価値もない」現実の問題や、想像でつくりあげた問題について悩む。うれしいや楽しいのいう気持ちがなくなっていく。/睡眠障害が起こる。やなかなか眠れなかったり逆に一度寝てしまったらなかなか起きれなかったり様々、食欲もなくなる人もいれば過食の人もいる。/うつ病は男性も女性も金持ちも貧乏も関係なく誰でもなる。/(特に気になったのが)10代になりやすいという点!様々なストレスをかかえる。体の変化、責任義務を負うこと、恋愛などふくむ新たな2019/11/20
カカオ
2
今からだとだいぶ前の内容となるが、簡潔で分かりやすく大切なことが記載されているなと感じた。 うつ病について他者に説明する際は、本書の形式に沿って説明するといいと感じた。もちろん内容は現代のものに修正していく必要はある。2021/01/07
タール
2
中学の図書室にシリーズ全五巻揃っていました。中学生自身や親が、その精神状態を読めずに混乱しそうになった時、最初の手引書として最適なのではないかと思いました。アメリカの出版物なので、鮮やかなカラーやシンプルで斬新な構成がとっつきやすく、重い気持ちにならずに読み切れます。2012/08/08
はぴたくぽん
0
小学校図書室本。息子1人読み。2020/09/11