小説デジタル人民元

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小説デジタル人民元

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  • サイズ 46判/ページ数 558p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267023422
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

しのぎを削る通貨革命!中国が見つめる未来とは――
中国はいち早く「デジタル人民元」の運用を開始し、世界の覇権を握ろうとしてる。
出遅れる日本のメガバンクに勤める加賀俊彦は、ある日、中国に出向を命じられる。策謀、裏切り、逆転ーー迫真のストーリーで、いま世界で起きている通貨革命のリアルを描いた国際経済小説!

著者等紹介

深井律夫[フカイリツオ]
1966年生まれ。大阪外国語大学中国語学科卒業。日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行後、上海復旦大学留学。同行上海支店などに勤務(2013年退職)。2010年『連戦連敗』でデビュー。同年『黄土の疾風』で第3回城山三郎経済小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

168
書店で気になり図書館に予約して読みました。城山三郎経済小説大賞受賞作家、深井 律夫、初読です。元興銀マンだけあって、金融関係のリアリティで読ませますが、少し盛り込み過ぎで冗長な感じがしました。 50年後、「円」が死ぬだけでなく、日本は中国の属国になっているでしょうか❓ https://www.usio.co.jp/books/paperback/23158 2022/08/16

trazom

102
デジタル人民元、仮想通貨、ブロックチェーン、シャドウバンクなどを巡るスリルとサスペンスに満ちた小説である。元銀行マンの著者らしく、金融関係の説明が丁寧で、通貨とは、銀行とは、アルゴリズム・フェアネスとは、ナカモトサトシとは、など多くの示唆を得られる。「紅楼夢」など随所に古典を引用したレトリックもとても巧妙。ジャック・マー氏の「国家は先進国と発展途上国に区分されていたが、これからはデジタル国家と非デジタル国家に分かれる」という発言を踏まえて、この小説は、日本という国に対して投げかけられた警鐘なんだろう。2022/09/09

ジョンノレン

50
アルゴリズムや情報独占により世界を席巻する GAFAやBATに代表されるIT巨人と非中央集権的なブロックチェーンやNFTを背景の対立軸とし、本邦のメガバンクと上場メーカーに中国のノンバンク等が複雑に絡み、デジタル通貨の現況や通貨の歴史も取り混ぜて、ごった煮の世界が展開する。中島真志著「仮想通貨vs中央銀行」や岡嶋裕史「ブロックチェーン」は読んでいたので何とか入り込めたが、ブロックチェーンについては電力食い虫だったり、管理者不在故の問題等、負の部分はほぼ捨象。ただデジタル通貨を巡る現況は見事に捉えている。→2022/10/15

tetsubun1000mg

12
筆者の前作「小説EV戦争」を読んでいたので、経済ものや技術系に大変強い事は理解していた。 「ジタル人民元は中国政府で実際に導入が始まって現実味があるテーマだと思います。 今のところは影響は出ていないようですが、中国や香港で本格運用がスタートしたら東南アジアやアフリカでの広まりが見込まれるのでは? 本誌は経済小説ではありますが、日本のメガバンクや建設機械のコマツ建機を題材としている。 ストーリー自体は面白いのですがデジタル貨幣やブロックチェーンの説明に大変多くのページを割いており読み進めるのに苦労した。 2022/07/04

basho1234

6
この著者は初めてですが、久しぶりの本格的な経済小説に巡り合えました。500ページを超える大作ですが最近はやりの内幕モノではなくしっかりと取材していることが感じられ安心感をもって読めます。「小説EV戦争」など著者の他の作品を読んでみたいと思いました。2022/06/05

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