出版社内容情報
「ふちのところがふさふさのわたしのマントはぼうしつき」雨がふっても雪がふっても、いつでもいっしょ。くまと馬と猫2匹。小さな舞台を見るような可憐な動物たちのお話。
内容説明
ふちのところがふさふさのわたしのマントはぼうしつき。かなしかったらぼうしをかぶる。はずかしかったらぼうしをかぶる。うれしくってもぼうしをかぶる。
著者等紹介
東直子[ヒガシナオコ]
歌人、作家。1996年第7回歌壇賞受賞。2016年『いとの森の家』(ポプラ社)で第31回坪田譲治文学賞を受賞。歌集、小説、絵本や児童書がある
町田尚子[マチダナオコ]
画家、イラストレーター。『たぬきの花よめ道中』(作・最上一平/岩崎書店)で第24回日本絵本賞を受賞。『なまえのないねこ』(文・竹下文子/小峰書店)で第51回講談社絵本賞、第25回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
220
東 直子、3作目、町田 尚子、5作目です。赤いマントが印象的な可憐な絵本です。他愛のない内容ですが、流石に真夏にマントを羽織ってはいけません(笑)🐻🐴😸🐈 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000035751.html2021/11/19
馨
118
町田尚子さんの絵ということで、読まずにはいられません。可愛いです。マントを被ったくまさんが主役だけど、猫好きとしては脇役の2匹の猫の可愛さなノックアウトでした。悲しい時も楽しい時も冬もふわふわなマント被りたくなります。2021/12/01
ままこ
87
愛らしい表紙に一目惚れ。町田さんの独特の絵がとても魅力的。相変わらず猫の描写が可愛いな♡二匹の猫がうちの猫達と似ていて嬉しい。東さんの文もリズムカルで読み聞かせにもいいかも。ラストは夢から覚めたような不思議な余韻が残る。2022/01/18
Ikutan
82
町田尚子さんが描くキュートな動物たちが、東直子さんのリズムのある優しい言葉にのって、生き生きと動き出す素敵な絵本。ふちのところがふさふさのお気に入りのマント。だから、どんな時でも、いつも私といっしょ。雪が降っても、風が吹いても。いやいや、恥ずかしい時も、嬉しい時も!クマさんのクルクル変わる表情がとてもいい。クマやネコはよく見るキャラだけど、ウマとは珍しいなぁと思っていたら最後のページでそういうことかと。ニンマリ。そういえば、娘にもお気に入りってあったなあ。たからものを愛しむ気持ちって素敵だよね。2021/12/21
yomineko@猫と共に生きる
69
ねこづめのよるの町田尚子さんの絵はやっぱり最高にかわいい!マントに帽子がついてるの~とご自慢!恥ずかしい時、寒い時、悲しい時だってかぶっちゃう!だけど暑い時はどうするかな?とってもかわいいお話でした📚2022/12/01