出版社内容情報
保育園で手がでかいのはでかこちゃんだけ。でも、手がでかくて良かったことたくさんあるよ!
「みんなとちがってあたりまえ」を元気に描く、直木賞作家・白石一文の意欲作。
内容説明
みんなとちがってあたりまえ。てがでかくてよかったこといっぱいあるよ。直木賞作家・白石一文、人気画家・谷川千佳による元気と勇気がでるお話。
著者等紹介
白石一文[シライシカズフミ]
1958年福岡県出身。作家。2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞
谷川千佳[タニカワチカ]
1986年富山県出身。画家・イラストレーター。国内外の展覧会で作品を発表する他、書籍の装画や挿絵を中心にイラストレーションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
187
白石 一文は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の絵本は二作目です。TOKYO2020パラリンピックの年に相応しい、特性、個性を尊重し、多様性をテーマに「みんなとちがってあたりまえ」を元気に描く絵本でした。但し、ぐーでぶっとばしてはいけません(笑) https://www.jiji.com/jc/article?k=000000218.000035751&g=prt2021/09/08
たまきら
32
ちがう、を明るく紹介している絵本だと思います。ただ、本当にこんな大きい手だったらこちらがわだけ筋肉つくよなあ…とか、この手なら平手の方がよくないか?とかもやもや考えていて娘に笑われました。2022/01/25
わむう
32
白石さんの本は小説しか読んだことがなく絵本は初めてです。生まれつき左手だけが大きい女の子。周りから変だとか言われます。でも両親はありのままの女の子を愛し、自分らしく胸をはって生きるように教えます。多様性がテーマの本だと思います。2021/10/26
どあら
29
図書館で借りて読了。私は、でかこちゃんは便利な左手を持ってて羨ましい!😉2021/12/07
かおり
22
長女が「いい本だから、読んでみー」。···うん、ぶっとばしていいと思う。2022/01/14