出版社内容情報
長友佑都のパーソナルコーチが教える
世界レベルのサッカーの考え方
内容説明
いい選手とは、どんな選手でしょう?試合の中で“やるべきプレー”ができる選手です。ピッチの外ではわかっていても、ピッチの中ではどうでしょうか?誰もが簡単にできるプレーではないと思います。この本では、いい選手とは何か?どうしたらなれるのか?を「景色を覗く」「ペアリング」「視座」「目的地」など、世界のトッププレーヤーを見続けてきた著者ならではの新しい視点で解説しています。
目次
1 “いい選手”の定義
2 “いい選手”の視座と動き
3 サッカーを“流れ”で捉える
4 ピッチ上で景色を“覗く”
5 “覗く”ことで起こるプレー
6 マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム・ホットスパーを例に プロが覗く“景色”
著者等紹介
鬼木祐輔[オニキユウスケ]
日本唯一のフットボールスタイリスト。日本代表DF長友佑都のパーソナルコーチとして、パフォーマンスアップのための幅広いサポートを行う。言語学、宗教学、哲学など、独自の切り口で指導を行い、多数のプロ選手や指導者から好評を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark X Japan
8
かなり基本的なことからでした。しかし、その延長上にとても大事なペアリング。ボール有りペアリングは難しくないのですが、ボールなしペアリングや第三の動きは、日本サッカーの課題でしょう。我らが、鹿島アントラーズも、攻撃時のボールなしペアリングが強化されたら、引いて守るチームからも点が取れるような気がしました。サッカーは奥が深いですね。☆:4.52021/12/26
Tac Tomo
3
ソサイチ大会で活躍するという目標を達成するために購入。違うかもしれないが、『アオアシ』の「個人戦術」が何かを具体的に表現しているように思える。「ボールありペアリング」はできるが、目的地を認識していないため、パスを受けても奪われる。そんな失態を避けるには、「ボールなしペアリング」が不可欠。「いい選手」は、常に視座を高く保ち、試合の三歩先を想像している。未来を予測できているからボールホルダーと胸合わせになれるのかもしれない。この本を読んだだけでサッカーが上手くなるとは言えないが、確実に意識は変えられると思う。2023/05/15
フリット
2
最も印象的だったのは、認識がボール中心になっていること。確かに、その向こうにあるゴールが一番の目的であるべき。プレー中に夢中になると忘れがちかも。パスを受けるときの体の向きについては、イマイチ理解できなかった。技術は接続とは、成る程。サッカーって一見シンプルそうだけど、つくづく奥深い。僅かでも上達するためのヒントになりそう。2021/12/29
miri
1
個とチームで共有しておくことが大切なのかも。海外の違いと胸合わせでパスをもらいたい意思表示は、考え方が新鮮。
ずみたろう
1
次にプレーしようとする味方やスペースとのつながりを意識してポジションをとる。いい選手は常に次のプレーや景色を覗きながらプレーしている。そのために、自分以外の視座で覗くことが必要。2022/10/22