出版社内容情報
人間の体は、数千年前と変わっていません。骨や関節の位置や役割はずっと同じです。骨や関節の動きによって、人間の動作は決まっています。
正しいゴルフスイングは、正しい骨と関節の動きをすれば、きちんと身につけられます。
太っている人、やせている人、背の高い人、低い人、筋肉がある人、ない人と、体型や筋力、柔軟性の違いはあっても、骨や関節の動きについては、人間である以上、だれでも同じです。つまり、骨と関節という共通点で「正しいスイング動作」を考えれば、万人が採り入れられる、正しいゴルフスイングを理解できることになります。
ツアープロコーチの内藤雄士氏による専門的なゴルフスイング理論に、コナミスポーツの全面協力によるスポーツ科学の面からの考証が加えられ、スイング理論と体の理論の融合が形になりました。「正しいゴルフスイング理論」についての画期的な1冊です。
内容説明
本書で一番お伝えしたいのは「体の仕組みを知るとスイングが簡単に理解できる」こと。ビギナーの方は寄り道することなくうまくなれます。経験者の方は蓄えた経験や知識が整理され有機的に結びついて伸びしろが広がり、この先も長くゴルフを続けることができます。
目次
第1章 うまくならない人が見直すべきはスイングでなく体(レッスンを受けるゴルファーが増えても依然間違ったスイングのアマチュアが多い;20年たっても間違ったスイングをするアマチュアが減らないわけ ほか)
第2章 間違ったスイングの大部分は「代償動作」でできている(スイングは千差万別、十人十色だが、うまい人はみんな誤差の範囲でおさまっている;間違ったスイングの大部分は「代償動作」でできている ほか)
第3章 アドレスとは骨格のポジショニング(骨格のバランスがよくなると力みがとれる;動けないのは体が硬くなったからではなく姿勢が悪くなったから ほか)
第4章 骨格から見たベストスイングとは(骨や関節を使えていないアマチュアの伸びしろは大きい;骨格レベルで見るとスイングは大きなアクションではない ほか)
第5章 骨格スイングに近づくためのエクササイズ(ガチガチの体はNGだが柔らかければいいわけではない;胸椎の回旋と股関節の折り込みを促す ほか)
著者等紹介
内藤雄士[ナイトウユウジ]
ゴルフコーチ・ゴルフアナリスト。1969年生まれ。日本大学ゴルフ部在籍中にアメリカにゴルフ留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。帰国後、ゴルフ練習場ハイランドセンター(杉並区・高井戸)にラーニングゴルフクラブ(LGC)を設立し、レッスン活動を始める。1998年、ツアープロコーチとしての活動を開始。契約プロゴルファーの多数のツアー優勝をサポートしてきた。現在は様々なゴルフ媒体への出演や、一般財団法人丸山茂樹ジュニアファンデーションで理事を務めるなどジュニアゴルファーの育成にも力を入れている。また、PGAツアーを中心に、ゴルフアナリストとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。