内容説明
タンパク質は筋肉だけでなく、髪や肌、ホルモンや酵素、メンタルなど体のさまざまな部分の材料です。命をつくる栄養素とも言われ、健康、スポーツ、美容、介護など多くの分野で注目されています。現代人にはタンパク質が不足しているといいますが、肉や魚だけ食べれば、健康になれるわけではありません。栄養はバランスが大切です。では、日常生活の中でどのようにタンパク質を摂ればよいのでしょう?成長し、老いていく人間に。今、私たちに必要な栄養の知識を、タンパク質から読み解いていきましょう。
目次
さまざまな「現場」の問題を解決!タンパク質最前線(現場1 フィットネス;現場2 スポーツ(筋肥大) ほか)
1 タンパク質の基礎知識(食べたステーキが、カラダのタンパク質になるまでの道のり;タンパク質は、アミノ酸でできたひもをぐしゃぐしゃにしたもの ほか)
2 人のカラダとタンパク質(タンパク質で真皮を磨け!美肌を生むメカニズム;筋肉を大きくしたい人必見!超効率的なタンパク質の摂り方 ほか)
3 タンパク質の性質と機能(「ぐしゃぐしゃ」には法則がある!?タンパク質のさまざまな形状;ゆで卵にピータン…身近に利用されるタンパク質の性質 ほか)
4 美肌や筋肥大、介護食にも!目的別タンパク質たっぷりメニュー(タンパク質中心のレシピの基本的な考え方;まずはこれ!タンパク質たっぷり「朝・昼・夜」基本メニュー ほか)
付録 日常生活に役立つ!タンパク質量リスト
著者等紹介
上西一弘[ウエニシカズヒロ]
徳島県生まれ。徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了。その後、食品関連企業に就職し、入院患者向けの流動食の開発に携わる。1991年より女子栄養大学に勤務し、2006年栄養学部教授に就任。大学の卒業研究だったカルシウムと骨の研究を継続。牛乳中に含まれるタンパク質(MBP)の効果の検討などをおこなう。また、食べることを一歩進め、ゼミではスポーツ選手のパフォーマンスが上がり、勝てる身体をつくるためのスポーツ栄養学を研究し指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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