出版社内容情報
ニセ電話詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺など特殊詐欺の被害者の8割以上が65歳以上の高齢者。年々手口が巧妙になっていて、ひっかからないための知識を身に着けておきたいもの。また、スリやひったくりにあいやすいのも高齢者です。
普段の暮らしのなかにも危険はひそんでいます。家の中での転倒やヒートショック、火事を起こしやすいといったことのほか、外出先での事故などにも注意が必要です。
さらに、最近では、地震や台風、集中豪雨などの被害が深刻です。いざという時のための備えについても生死に関わることなので、知っておきたい事柄です。
本書では、「詐欺・事件」「暮らしの危険」「災害」という3部構成で、それぞれの専門家が事例をもとに予防や対策について解説しています。
「まさか自分が被害にあうなんて思わなかった。」これは、詐欺や災害で被害にあった人が言うお決まりのセリフです。「自分は大丈夫」といった考えは捨てて、安全・安心な暮らしのために、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
内容説明
防犯、暮らし、防災。「私は大丈夫」という自信が一番危ない!家族と離れていても安心・安全お守り帖。切り離して使える、とっさに役立つ貼り紙付き。
目次
1 詐欺・事件から守る(ニセ電話詐欺;還付金詐欺;フィッシング詐欺 ほか)
2 暮らしの危険から守る(転倒・転落;水回りの危険;ヒートショック事故 ほか)
3 災害から守る(家の中で地震が起きたら;睡眠中・入浴中に地震が起きたら;買い物中に地震が起きたら ほか)
著者等紹介
森透匡[モリユキマサ]
一般社団法人日本刑事技術協会代表理事。元千葉県警警部。詐欺、横領、贈収賄事件などを扱う知能・経済犯担当を約20年経験。退職後、刑事時代に体得したスキル、知識を用いて社会生活の向上とビジネスの発展に寄与する目的で、一般社団法人日本刑事技術協会を設立
平松類[ヒラマツルイ]
眼科専門医。昭和大学医学部卒業。彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長等を経て、現在、二本松眼科病院にて治療を行う。高齢者の患者が多い病院の眼科医として、延べ10万人以上の高齢者と接してきたことから、高齢者の症状や悩みに精通している
三平洵[ミヒラジュン]
一般社団法人地域防災支援協会代表理事。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士修了。東京工業大学グローバルCOE研究員(RA)などを経て、防災に関するアドバイスを行う株式会社イオタ代表に。2014年に一般社団法人地域防災支援協会を設立。地域防災で必要な人材や組織の育成支援や、防災対策ができる環境づくりを支援する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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多読多量連投が日課だった
kaz