内容説明
人生100年時代、夫との関係このままでいい?夫との距離をほどほどにあけて風通しを良くし、客観的な視点を手に入れ、言いたいことが言えるようになり、妻が生き生きと楽しく暮らすための「つかず離れず婚」を提案。義務感を捨てて自由に楽しく暮らすためのヒント。
目次
第1章 人生の大転換期「思秋期」がやってくる(脳の萎縮と性ホルモンの変化;みずみずしい感情を持ち続ける秘訣 ほか)
第2章 「つかず離れず」という距離感が心地いい(ちょっと冷たい「お母さん」になろう;夫だってしんどい定年後 ほか)
第3章 「かくあるべし」を手放そう(試してみることを恐れない;母性本能の罠 ほか)
第4章 パートナーチェンジのすすめ(残りの人生を過ごす相手;結婚時とは違うパートナーの選び方 ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪生まれ。東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ・カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学心理学科教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。和田秀樹カウンセリング・ルーム所長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hiromura
11
夫との関係チェックが、かなり当てはまるので、つい購入。前頭葉の萎縮を防ぐような暮らしをしよう。「かくあるべし」思考で自分を縛るのをやめよう。具体的にいろいろと参考になることが多く、後半人生が楽しみになりました。2021/04/18
としき
6
この年齢になると何事も「つかず離れず」の距離感が必要。仕事も一線を離れ、家庭では子供たちも巣立ち、残るは親の介護のみ。本は定年後の夫婦関係を語っているが、自分に置き換えると、仕事も家族も交友関係もすべてが「つかず離れず」にシフトしている。これまでは仕事・家族を最優先に邁進してきたが、最近は仕事よりも大事なこと、やりたいことを優先する。夫婦・家族もそれぞれが自分の道を探す。もう「かくありべし」という固定観念に縛られることはなく、新しい自分を探してみたい。その為には常識・世間体と言うしがらみを捨てるしかない。2020/10/21
三浦郁子
3
「つかず離れず婚」と家庭内別居、あまり差がないような…。 いっそパートナーチェンジを著者は勧めるが、それができれば苦労はしないという話で。 今まで主婦だった人に仕事に出て、経済的自立を勧められても、簡単ではないのだけれど。 あえて女性の目線から定年退職後の夫の鬱陶しさを小気味よく批判してくれているのは悪くないのだけれど。そこから抜け出すことは容易ではない。やる気だけの問題では解決出来ないと思う。そう出来る人は悩まないし、こんな本は手に取らないだろう。2022/11/23
こっし
3
近づきすぎると相手の欠点ばかり見えてしまう。すごくわかる。夫婦でも、ある程度の距離が大事!毎日ずっと一緒にいても仲良しな夫婦もいるけれど、私には無理みたい。自分の人生を楽しむことに集中したい。2020/11/21
矢田ふみえ
2
なかなか今の生活を見直すのにおもしろかった。2020/09/20