出版社内容情報
「神様」というと、とても遠い存在のように思えます。
実在しない空想の中でのみ存在するもの、なんて思っている方もいるかもしれません。
日本人は昔から、多くの神々に囲まれて暮らしてきました。
作物を育てるために必要な太陽や水。恵みをもたらす山や海。大きな岩や立派な木にも神が宿ると考え、神様の存在をとても身近に感じていたようです。
現代でも、気付いていないだけで身近なところに神様とのつながりがあります。
この本はその入り口にあります。神社やパワースポットに出かけた際のチェックポイントやお祭りの豆知識、神道と仏教の関わりなど、知っておきたい知識をまとめました。新しい神様との出会いを見つけてみましょう。
内容説明
毎日がちょっとよくなる神様のはなし。神話・歴史・建築・行事。今さら聞けない神様の知識。神社の構造や祭りの起源がわかる!
目次
第1章 歴史の流れから知る日本の神様(マンガ 古墳時代、神は岩に宿っていた!?;神様は自然のなかにいた ほか)
第2章 いまのわたしたちと神様のつながり(マンガ 願いを伝えてくれる神使;意外と知らない神社の基本 ほか)
第3章 日常生活で感じる神様とのつながり(マンガ 神様に感謝を伝えるお祭り;神社の外に広がる祭り ほか)
第4章 神社を訪れる(作法を知って参拝へ;山と関係の深い神社 ほか)
著者等紹介
平藤喜久子[ヒラフジキクコ]
1972年山形県生まれ。國學院大學教授。専門宗教文化士。専門は神話学・宗教学
大場もも[オオバモモ]
漫画家。フランス出身の夫とその家族との日常を綴ったコミックエッセイで漫画家デビュー繊細で優しい絵が定評。人物だけでなく、精巧な建物から動物まであらゆるタッチでの描き分けも可能(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。