出版社内容情報
2025年には高齢者の5人に1人が認知症に!?
「認知症」は、高齢化社会の進行とともに今後ますます身近なテーマになっていくと考えられます。
そこで、本書では、マンガを使って、認知症の基礎知識、認知症の人の行動の意味、認知症の人の気持ち、本人の視点に立ったケア、制度の利用法などをわかりやすく解説。
認知症になったからといって、人生終わりではありません。すべてがわからなくなってしまうわけではなく、「うれしい」「悲しい」といった感情は心に残ります。その人であることに変わりはなく、今までどおりに接することが大切です。
認知症は、誰にでも、いつか起こりうる未来。認知症に対する誤解を解き、「自分ごと」として考えていきたいものです。
内容説明
専門医がやさしく解説!本人の気持ち、行動の理由、適切なケアがよくわかる!
目次
第1章 認知症とは(基礎知識編 マンガ 認知症ってどんな病気?;65歳以上の5人に1人が認知症になる時代 ほか)
第2章 認知症の人の行動の謎を解く(行動編 マンガ どうして不可解な行動をとるの?;マンガ ヘルパーさんはいつ来るの? ほか)
第3章 認知症の人の心の変化を解き明かす(気持ち編 マンガ 認知症になると何もわからなくなる!?;認知症と心の関係 ほか)
第4章 本人も家族もラクになる環境の整え方(制度編 マンガ 困ったときはどうしたらいいの?;家族が認知症かもと思ったら ほか)
著者等紹介
内門大丈[ウチカドヒロタケ]
医療法人社団彰耀会理事長。メモリーケアクリニック湘南院長。横浜市立大学医学部臨床教授。医学博士。1996年横浜市立大学医学部卒業。2004年横浜市立大学大学院博士課程(精神医学専攻)修了後、米国ジャクソンビルのメイヨークリニックに留学。横浜南共済病院神経科部長、湘南いなほクリニック院長を経て、2022年4月より現職。現在、湘南から「日本の未来をデザインする」認知症情報発信サイト「湘南健康大学」を運営し、認知症に関する啓発活動・地域コミュニティの活性化を、SHIGETAハウスプロジェクトや湘南ストリート・メディカルという形で実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。