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出版社内容情報
1ページまたは見開き2ページ完結の怪談が99話入った児童書読みもの。ひとりで読んでもおもしろい、人に読んであげたり、あらすじを覚えて友達に話して更に楽しい一冊です(音読しやすいように、強調したり、声色を変えたりするとよいところはフォントを変えています)。
※本書のタイトルは『百物語』ですが、99話が収録されています。理由は以下の通りです。
百物語とは、江戸時代に大ブームになった怪談ゲームの名称。江戸っ子たちが夜な夜な近所の家に集まって、順番に1話ずつ怪談話をしていく。100話語り終えると、本物の「物の怪(お化け)」が現れるという迷信があったため、必ず99話でやめるルールがあった。
※本書でもそのスタイルを継承し、99話を掲載しています。
内容説明
十年越しのかくれんぼ、ベッドの下の殺人鬼、呪いの神社…。友だちに話したくなる、怖い話短編集。ただし、百話目は絶対に人に話さないようお気をつけください。
目次
死者のお盆
恐怖のハロウィーン
駄菓子屋おばば
カワイ荘の住人
カワイ荘四号室
不思議なストロー
保健室の先生
呪われた掛け軸
夜のバスケ仲間
体育館倉庫のお友だち〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イーダ
6
好きな絵師さんの表紙なので買ってみたんですが、内容は学校の怪談のダイジェスト版を延々と読まされているようなもので、正直退屈極まりないものでした。うーむ、もうちょっとやり方があるような気もするんですがねぇ。つのだじろう先生の「亡霊学級」の方が100万倍は面白いです。2019/05/27
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
4
怖い話を知ってしまった貴方。身震いするほどの怖い話を、貴方はどうしてか友だちに話したくて仕方がありません。仲の良い友だちに話したら可哀想かもしれないと思いながら、何故か話さずにはいられません……。 *** 数日前に読んだ1分で読み終われて怖いというコンセプトの児童書ホラーと同じ出版社から発売されているこちら。こちらは1分で読み終われる前作よりも更に短く簡潔にまとめられている一冊。 読み進めてみると、前作よりこちらの方が恐ろしく、そして登場人物たちに容赦がないと感じた。2021/12/12