原色金魚図艦―かわいい金魚のあたらしい見方と提案

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784262131313
  • NDC分類 666.9
  • Cコード C2045

内容説明

一般にはめったに見られない特上品の金魚ばかりでなく、またどんな姿に成長するかわからない幼い金魚についても、その特徴や見所、将来の姿について金魚好きの二人が好みを加えて談義を交わし、紹介した図艦。

目次

第1章 和金型の金魚たち(和金;コメット;朱文金 ほか)
第2章 蘭鋳型の金魚たち(蘭鋳;秋錦;江戸錦 ほか)
第3章 金魚の科学(金魚の体、大解剖;元気な金魚とよい水の関係;魔法の水・塩水浴のメカニズム ほか)
第4章 オランダ獅子頭型の金魚たち(オランダ獅子頭;東錦;丹頂 ほか)
第5章 琉金型の金魚たち(琉球;出目金;土佐金 ほか)

著者等紹介

岡本信明[オカモトノブアキ]
1951年愛知県生まれ。東京海洋大学海洋生物資源学科教授。研究分野は魚類病態生理学・魚類遺伝生理学。おもに魚を病気から守るための研究を行っている。金魚博士の異名をもち、国際誌『アクアカルチャー』などの編集委員ほか素人金魚名人戦に参加するなど、金魚の普及に務めている

川田洋之助[カワダヨウノスケ]
1952年東京生まれ。日本インターネット金魚愛好会副会長。日本らんちゅう協会東部本部常任理事・支部長。トサキン保存会副会長。素人金魚名人戦代表。金魚飼育歴40年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むぎじる

29
「金魚の科学」の遺伝子や交配の箇所は少し難しかったが、金魚の見どころの1つでもある尾の種類や、嗅覚が人間の百万倍ある・・・など体の部分の解説がわかりやすく、興味深かった。金魚の種類が、鮮やかな写真と共に丁寧に紹介されているのが目に楽しい。生きる芸術品である金魚の美しさに魅了された1冊。2013/10/09

スリカータ

17
中学生の頃、1匹の黒出目金を飼ったことから金魚熱が爆発し、実に様々な種類の金魚を飼った。金魚すくいの和金は30㎝以上の堂々たるサカナになった。嫁ぐ際も蘭鋳と水泡眼を持参した。いつか地金を飼ってみたいと思いながら、なかなか出会えなかった。この本に載っている地金の愛らしさに瞠目。今は日本淡水魚を飼っているけど、金魚もいいなぁと思えた本。情報量が多くて、これ一冊で飼育法も満足できます。2020/07/05

まみ

16
「水槽の向こうでじっとしている金魚を切り取って貼り付けた図鑑ではなく、水槽から出てきて自由に泳ぎ回っている金魚がイメージできる図鑑」を目指して作られたそうで、幼いときに水槽を眺めているうちに自分まで水の中にいるような感覚に陥ったのと同じような気持ちになった。目が上を向いた頂点眼だとか赤い帽子をかぶったような丹頂などというびっくりするような金魚を見られたのも楽しかった。金魚って、鯉と同じ池に入れられると自分は鯉だって勘違いしてたくさん食べて大きく丈夫になるんだって。かわい。2011/08/19

13
きゃわわ!品種の写真と説明だけでなく、卸売市場・養魚場・一般愛好家の飼育方法・金魚の科学等、読みどころ満載。科学の鱗と色と遺伝が凄く面白かった。自分の好きな<水泡眼><ピンポンパール>が出てきた時は見られたら恥ずかしいくらいニヤニヤしてたはず。日本産のものは作出履歴が残ってるけれど中国産のものはないんですかね。気になります。「金魚は遺伝的に固定されておらず、いわばどの品種も全て雑種」にはびっくり。やっぱり存在がデカダンスなんね。金魚愛に溢れすぎていて読めば誰もが飼いたくなりそうな本。2013/12/29

chatnoir

11
最近、金魚がマイブーム。可愛いよねぇ。天頂眼とか出目金とか水包眼はちょっと苦手。なんか、水替えとかで目に触っちゃたら痛そうだ。2015/08/10

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