出版社内容情報
【内容】
病院に行っても、「ストレス性ですね」と言われ、経過観察となったり、
根本的な原因が分からずモヤモヤすることがあります。
「ストレスが体に何らかの影響を与えている」。私たち現代人にとっては、常識になったといえるでしょう。
でも、「なぜ、ストレスがカラダの不調を引き起こすのか?」「どうしたら不調が改善するのか?」
私たちは肝心なことを知りません。私たちの不調は、どうしたら改善できるのでしょうか?
本書は【ストレスが引き起こす不調のしくみを知り、身体のケアをする】本です。
【特徴】
・中医学に基づいてココロとカラダの不調のつながりを明らかに。
・ココロに影響を与える原因を解説(天気や季節、生活環境や人間関係、体質、性格など)
・ココロの不調からくるカラダの不調(肩こり、腰痛、胃痛、便秘、生理不順など)を解説。
・マッサージや生活習慣など、不調の改善法を紹介。
例えば【どうして、肩こりになるの!?】
「急な気温の変化」「仕事のストレス」「人間関係による不安」などにより、ストレスが発生します。ストレスは、「筋肉の緊張」や「自律神経の乱れ」「呼吸の質の低下」を引き起こします。それが、「悪姿勢」「血行不良」「内臓の不調」となり、肩こりとなります。肩こりの対処法としては「鎖骨の下をほぐす」マッサージを紹介しています。
内容説明
本書は、「ストレスが不調を引き起こすしくみを知り、身体ケアをする」健康実用書です。ココロとカラダの不調のしくみを知ることは、生活の質を高め、不調の予防に有効です。本書ではそのしくみを知るために「不調地図」を用意しました。この地図を解読するために必要なキーワード「脳」や「自律神経」「ホルモン」「ストレス反応のメカニズム」についても、イラストや図を使って丁寧に解説しました。あなたにとって、そのときに最適な対処法が見つかり、日々の生活が少しでもラクになりますように。
目次
1 ココロとカラダの親密すぎる関係(ココロはどこにあるの?脳とカラダ。「心身相関」で成り立つ!;ココロの中心「脳」の働きって?脳のエリアごとに大切な役割がある! ほか)
2 「時・地・人」が不調をもたらす!(「時」;「地」 ほか)
3 ココロとカラダの不調地図―ココロの不調はカラダに現れる(肩こり;腰痛 ほか)
4 ココロとカラダの歳時記―春夏秋冬、不調はなぜ起こる?(1月 お正月リズム崩れて冬季うつ;2月 寒いのにカラダの暦春来たる ほか)
著者等紹介
石垣英俊[イシガキヒデトシ]
静岡県出身。臨床家の父に鍼灸治療を師事。2004年に開業し、体の痛みや不調に悩んでいる人々へ、よりよい施術、環境、アドバイスを提供すべく研鑽を積んでいる。神楽坂ホリスティック・クーラ代表。一般社団法人日本背骨養生協会代表理事。一般社団法人ヘルスファウンデーション協会理事。鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師。オーストラリア政府公認カイロプラクティック理学士(B.C.Sc)、応用理学士(B.App.Sc)。国際アプライドキネシオロジスト。中国政府認可世界中医薬学会連合会認定国際中医師、全米ヨガアライアンス200h修了。ココロとカラダを整える気づきのヘルスケア「アラウンドセラピー」を主宰
小岩信義[コイワノブヨシ]
鍼灸師、医学博士。東洋医学を修めたのちに、科学的な鍼灸臨床学の構築を目指して、東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科や関東労災病院、昭和大学医学部生理学教室などで研修、研究を重ねる。早稲田医療専門学校専任講師、人間総合科学心身健康科学研究所主任研究員、昭和大学医学部第二、カナダブリティッシュコロンビア大学医学部精神科および同国BC Mental Health&Addictions Research Institute(BCMHARI)の客員准教授などを経て、心身相関の科学的解明を研究してきた。現在、人間総合科学大学人間総合科学研究科心身健康科学専攻教授、人間総合科学心身健康科学研究所副所長。研究テーマは、f-MRIや脳波、数理統計手法を駆使した心身相関のネットワーク解明。またビジネスパーソンのパフォーマンス向上やメンタルヘルスマネジメント法に研究成果を活かすため、安全かつ効果的なメンタルトレーニング技術を提唱、指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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