出版社内容情報
背中、手、足をなでるように触れるだけで、認知症に伴う諸症状を緩和、進行をおさえることができます。スウェーデンで開発された認知症ケア「タクティールケア」の考え方に基づき、手で触れることで不思議な力が働くということを解説しています。「表情・行動が落ち着く」「コミュニケーションがとれる」「眠りに誘う」など、患者さんにも介護者にも癒しの効果があります。現在、高齢化が進み、認知症患者の数も増えるなかで、全国の病院・施設で実践されはじめ、効果が出ています。介護・看護職の人だけでなく、家族もできるよう、プロセスを写真でわかりやすく丁寧に解説。認知症に効果があるといわれるその他の療法(運動、動物、音楽、アロマ)も紹介しています。
1章
ハンドセラピーとは
2章
ハンドセラピーの基本
3章
ハンドセラピーの実践(背中、手、足)
4章
認知症に効果のあるそのほかの療法
【著者紹介】
浜松医科大学地域看護学講座(在宅看護学)教授。医科学修士 医学博士。筑波大学大学院医学研究科環境生態系専攻博士課程修了。大学院生の頃から高齢者の転倒予防の研究を始め、その後も認知症高齢者の研究を続ける。特に、認知症高齢者と介護者の生活をよりよいものにするための研究に力を注ぎ、病院や介護施設などの協力を得ながら、音楽・動物・ロボットセラピー、タクティールケア、パーソン・センタード・ケアを取り入れたケアの質の向上のための研究を進めている。
内容説明
イライラがおさまる、眠れる、コミュニケーションがとれる、徘徊がなくなるなどの効果で、毎日の生活が変わる!楽になる!家族もできる。10分で笑顔に!
目次
1 触れること(「触れて」いますか?;触れた相手は、どうなるの?)
2 ハンドセラピーの基本(ハンドセラピーとは?;ハンドセラピーで期待できること ほか)
3 ハンドセラピーの実践(ハンドセラピーのために準備するもの;背中のハンドセラピー ほか)
4 認知症の予防や緩和に役立つそのほかの療法(アロマセラピー;運動 ほか)
著者等紹介
鈴木みずえ[スズキミズエ]
浜松医科大学地域看護学講座教授。医科学修士。医学博士。筑波大学大学院医学研究科環境生態系専攻博士課程修了。大学院生の頃から高齢者の転倒予防の研究を始め、その後も認知症高齢者の研究を続ける。とくに、認知症高齢者と介護者の生活をよりよいものにするための研究に力を注ぎ、病院や介護施設などの協力を得ながら、音楽・動物・ロボット療法、タクティールケア、パーソン・センタード・ケアを取り入れたケアの質の向上のための研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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