出版社内容情報
《内容》 ケアを受ける老人とケア従事者を対等の関係と位置づけ,社会的相互作用における〈関係性〉という中心概念を用いて,ケア従事者の側から「職業としての老人ケア」の意味と可能性を追求した労作。 《目次》 第I部 老人ケアの背景 1 高齢化社会論 2 老人論 他 第II部 職業としての老人ケア 5 ケアの基本的意味 6 エリクソンに学ぶケアの意味 他 第III部 「寝たきり老人」論 8 社会的実体化のメカニズム 9 身体移動の極小化と極大化 他 第IV部 生活の復権 12 生活の場としての老人ホーム 13 老人ケア施設における人間関係 他 第V部 柔らかいシステム・ケアのために 17 生活モデルとケア・プラン 他