誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか

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誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260004077
  • NDC分類 492.1
  • Cコード C3047

内容説明

デキる医師はどうして正しい診断が下せるのか?研修医の誰もが抱く素朴な疑問に答えます。名医の思考過程を「カード」と「3つの軸」で解き明かす。こんな診断学「誰も教えてくれなかった」。

目次

第1章 患者の言葉を問題解決に活用できる「生きた情報」に変換する
第2章 Clinical Problemからカードを引く(診断にまつわる不安から逃れるために;適切な病名を入れた質問をかたち作る;「カードを引く」段階での診断推論の失敗)
第3章 診断の3つの軸―カードの中身の作り方(3つの軸とは?;3つの軸を使い分ける)
第4章 カードから診断へ(カードができてから考えること―仮説演繹法;診断仮説の検証エラー;対立仮説の影響)
第5章 異なる診断推論アプローチ(可能性の高い鑑別診断を重点的に考える方法―仮説演繹法;鑑別診断を系統的に徹底的に考える方法―徹底的検討法;アルゴリズムを使う方法―アルゴリズム法;パターン認識)
付録

著者等紹介

野口善令[ノグチヨシノリ]
1982年名古屋市立大学卒。1992年渡米し、Beth Israel Medical Centerで内科研修を受け、米国内科専門医を取得。Tufts‐New England Medical Centerで臨床決断分析、Harvard School of Public Healthで臨床疫学とEBMを学ぶ。帰国後、京都大学医学部附属病院総合診療部などを経て、現職は、名古屋第二赤十字病院救急・総合内科部長。卒後教育に従事し、診断の考え方のプロセスを研修医にわかりやすく教えることに情熱をそそいでいる

福原俊一[フクハラシュンイチ]
北海道生まれ育ち。1979年北海道大学医学部医学科卒業。1979年横須賀米海軍病院インターン、1980年カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部内科レジデント、1983年国立病院東京医療センター循環器科、1991年ハーバード大学医学部臨床疫学部門客員研究員、1992年ハーバード大学院修士課程卒業、同年東京大学医学部講師、2000年京都大学大学院医学研究科教授、東京大学医学教育国際協力センター教授を併任。米国内科学会認定専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぶ

6
診断についての科学的な考え方を分かりやすく説いた本。このような考えに基づく本が増えることを望む。2014/11/09

なかけー

2
診断のプロセスを上手く分類し、言葉にまとめることで明らかにした本。そうすることで逆に「どうして診断を誤るのか」を理論的に説明することに成功している。診断力をつけるためにはどうすれば良いかが分かる点で有用。ただし国試には関係ない笑(研修医以降向け?)。まあ直ぐ読めたし早めに学んでおいて損の無い内容だと思う。2011/02/07

文狸

1
「仮説演繹法(hypothetic-deductive method)」による診断推論のアプローチについて、よくまとまっている。 頻度の軸「頻度が高い疾患なので鑑別診断の候補として可能性が高い」/時間の軸「頻度は低いかもしれないが緊急に治療しないと致死的になる」/アウトカムの軸/「緊急性はないが見逃すと不可逆性に悪いアウトカムをきたしてしまう」 (87ページ)2020/10/19

やさい

0
診断能力獲得のための総論の本 漠然とした経験がまかり通りうる臨床経験の中で、どんな学習の方針があるのか提案をしてくれている。2018/04/16

おみつんつん

0
診断推論というものを始めて知った。今までこのような論理的な方法が使われているとは知らずにあたりまえのように診療に携わっていたので、言語化されたこの書籍を読むことでとても勉強になった。これからに生かしたいと思う。ただし誤植が2か所あるのが気になったところ。2017/11/09

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