南極の食卓―女性料理人が極限の地で見つけた暮らしの知恵

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南極の食卓―女性料理人が極限の地で見つけた暮らしの知恵

  • 渡貫 淳子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259567477
  • NDC分類 297.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

食材は使いきる。あるもので作る。ごみを出さない。
1年2か月にわたって30人分の食事を作り続けた調理隊員の、喜びと驚きにあふれるエッセイ

産後は仕事を離れていた女性料理人が、一念発起して南極調理隊員に挑戦!
1年分以上の食料をどう発注して、どう使いきるのか。
一切ごみを捨てられない環境でどんな料理を作るのか。
制限された環境だからこそ生まれる暮らしの工夫や愉しみ方をつづります。

物価高や戦争、環境問題など、モノに囲まれた生活に危機感が迫るいまの時代。
遠い南極での暮らしが、本当に必要なことを気付かせてくれます。

内容説明

“人間より環境が優先”。ごみは一切捨てられない。南極で目覚めたフードロス。驚きと喜びに満ち溢れる南極エッセイ。

目次

第1章 そもそも、私はなぜ南極に行きたいと思ったのか?
第2章 隊員任命から南極到着までの慌ただしい日々
第3章 南極到着から最初の数か月、驚きの日々
第4章 南極生活にも慣れて、余裕が出てきた頃
第5章 最後の数か月、残りの日々をどう切り抜けたか
第6章 南極で得た暮らしの知恵は、日本の日常につながる物語

著者等紹介

渡貫淳子[ワタヌキジュンコ]
第57次南極地域観測隊の調理隊員。1973年、青森県八戸市生まれ。「エコール辻 東京」を卒業後、同校に就職。結婚後、出産を機に退職するも、その後も家事・育児をこなしながら調理の仕事を続ける。30代後半に南極地域観測隊の調理隊員への夢を抱き、3度目のチャレンジで合格。昭和基地史上2人目の女性調理隊員(民間人では初)となる。任務終了後は、食品メーカーで商品開発に携わる傍ら、食品ロス、男女共同参画などをテーマに講演活動を行っている。南極でよく作っていた「悪魔のおにぎり」をモデルに、某コンビニチェーンが商品化したことでも注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

74
「南極ではたらく」を読んでいたので、いい振り返りになった。それにしても、どの写真も、とても美味しそう・・実際、とても美味しいに違いない。かなりの制約のある生活における食事の意義は、想像すらできなくらい大きいと思う。これまでの蓄積があるとはいえ、1年分の食材の調達とは・・どんな世界だろう。いかに、食材を使い切るのかという努力とスキルが素晴らしい。まさに知恵の結晶だ。2023/06/02

ぶんこ

53
南極での料理人としては西村さんの本を2冊読んでいましたが、女性料理人の本は初めて。とても面白かったです。まずゴミ問題が印象的で、汁を流すとゴミになるので流さない知恵を働かす。ゴミの分別や、そもそもゴミを出さない工夫が目から鱗。ペットボトルの烏龍茶は茶葉で淹れる。またゴミ処理担当者がたった一人というのには驚きでした。休日はあるのでしょうか。思わず検索したら大学院卒の男性が環境担当として従事。歯磨き時のうがい水もゴミとなるので飲み込む!帰国後、街中の音の洪水に苦しむには共感。冷凍野菜の活用法も参考になる。2023/04/05

kawa

34
「人は環境の子」好きな座右の言葉。自分の行動や意識を変えたい貴方に本書はお手本となるだろう。「南極廃人」と称されるほどの強烈な体験でなくてもヒントはつかめる。1年以上食材補給が不可能な南極生活。新鮮食材が尽きた後の一番のご馳走は「キャベツのせん切りと卵かけご飯」だそうな。近所のスーパーで数十円で手に入れられる。しかし、環境が違えば至福の食事。(図書館新刊書コーナーで目に留まり)2023/03/11

いちろく

30
第57次南極地域観測隊に料理人として参加した著者による、現地でのお仕事&暮らしのエッセイ。正直に書くと、同著者による他の出版社で刊行された同テーマの内容の本もあったからか、既視感も多かった。それでも、カラー写真に丁寧で分かりやすいイラストも豊富で、南極生活の一端に触れられた感覚もあり、読んでいて楽しい。感情の喜怒哀楽に関しても素直に書かれている方なので、内容の好みが分かれそうだが私は好きだった。2023/04/02

kanki

29
方向指示板「東京まで14000km」。生野菜不足だからキャベツ千切りがご馳走。うがい水は飲み込む。ゴミを出さない。面白かった 2024/04/02

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