ソノラマ文庫<br> アーバン・ヘラクレス

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ソノラマ文庫
アーバン・ヘラクレス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784257769057
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

情報サービスを生業としている俺は、警察公認の“治安協力士”でもある。俺のことを“賞金稼ぎ”などと呼ぶ奴もいるが、まあ、許してやろう。俺には俺の生き方とプライドがある。しかし、俺を許せない奴はいる。そいつが、俺だけにしか解除できないという爆破装置を仕掛けた。にぎやかな市街地に。諦めることは俺の血が許さない。降りかかった火の粉は払う、だけじゃない、俺が火の元をぶちのめす。最高級ノンストップ活劇が始まった。

著者等紹介

久保田弥代[クボタヤシロ]
1970年9月生まれ。戌年の天秤座。東京下町3代目。千葉にほど近い都立S高校卒業後、けったいな専門学校もどきに1年間通ってから、ゲームプランナーに。その後は転職を重ね、現在は、見習いプログラマとして働いている。2000年、第3回ソノラマ文庫大賞佳作入選の本作品でデビュー。これからは「作家でごはん」を食べていけるよう、決意を固めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カール

3
近未来、東京湾に人工島を誕生した新しい東京が舞台。警察公認の賞金稼ぎの九条隼人が、九条に対する復讐の為に大規模なテロを画策するテロリストと戦うハードボイルド。文章が若干くどく、相手を罵る時は大体「呪ってやる」ばっかりなのが気になった。だけど、SF×アクション×ハードボイルドが上手く混ざりあって、まるで映画の様にテンポ良く、それでいて面白い。読み終わった時、良いアクション映画を見終った時の様な満足感があった。古いアクション映画が好きな人に(特にダイ・ハードシリーズが好きな人)お勧めしたい1冊。2016/05/14

パリスお布団

1
何十冊も同時進行読書してる中、スナック感覚でときどき齧るのにぴったりのCheesyさで良かったわ。おめぇはB級洋画かっ!と全ページ通して突っ込みたくなるストーリーと台詞まわし(本当に台詞が全部“洋画吹き替え”そのものなの!わかる!?)私はB級洋画好きだからこれでいいのよ!まぁでも主人公の九条みたいな奴が現実にいたらウザすぎて百発殴ります。「呪われろっ!」2018/02/10

tomite

1
コレ、もろツボ! 白黒モノクロームの落ち着いたハードボイルド調の表紙からは想像もできないストーリー展開!テンションの高さは『ダイハード』以上、息もつがせぬ展開の早さは『スピード』以上、主人公の根性はジョン・マクレーン刑事以上、しかもハードボイルド調の主人公が爆弾予告に西へ東へと連れ回され、そのたびにハードボイルド調の悪態をつきながらとんでもない目にあう姿には(主人公には悪いけど)笑いをこらえられません。展開はまさにハリウッドなアクション映画。痺れます。 2010/06/27

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