ソノラマ文庫<br> こちら郵政省特配課

ソノラマ文庫
こちら郵政省特配課

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784257768852
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

郵便局が本気を出した。郵政省郵務局特別配達課が誕生した。法律に触れない限り、どんな物でもどこへでも、あらゆる機材を駆使して、迅速確実に、真心込めて届けます。これは、そのトッパイに配属されたひとりの青年とベテランスタッフが織り成す、愛と感動の物語である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hayamasa

1
設定自体は結構好みでした。採算度外視で無茶苦茶な依頼に無茶苦茶な方法で応える熱い郵便局員達。面白そうな設定なのに拙いストーリー、勢い任せの展開でトータルとしてはイマイチな印象。反骨精神旺盛でお役所批判するのはいいが、いくら何でも勝手が過ぎて、逆に嫌悪感を覚えるシーンが幾つもあった。主人公には好感が持てたが、力尽くだけでなく、機転を効かせる見せ場が欲しかった。ヒロインも無茶苦茶な理屈で終始怒っていて、可愛げがなかった。残念だが、全体的に自分には合わない作風だった。2015/03/24

トライ

0
久々に再読。無茶な郵便配達をする特配課のおはなし。オムニバスもの。専用の新幹線、クレーン車とかまであるのは夢がある。競馬の話はちょっと無理があったなぁ。2011/06/17

いかちょー

0
おバカな設定にでっかい大ぼらストーリー、そして緻密なアイテムの描写。そんなバカなと思いつつ展開にのめりこんでしまいます。これでもっとSF的展開があったら言うことなし。2009/03/30

いちはじめ

0
アイデアはなかなか良いと思う。でも、期待したほどには盛り上がらなかったような……2004/02/18

ゆうと

0
これは、めちゃくちゃ楽しいお仕事小説! 郵政省の特配課に主人公が赴任してきた所から始まります。最初の数ページは主人公のやる気に不安になりますが、数ページだけです。とても気持ちの良い人でした。 さて、特配とは。採算度外視な方法を持って、どんな物でも郵送してくれるサービスを提供する政府機関の一端です。最初に運んだのは、まさかの家。家って運べるの?って彼らにかかれば、読んでの通りです。時には実力行使もいとわない。さらには、謎の人脈やツテが格好良すぎる。皆が一丸となって配達に全てをかける。清々しく楽しかったです!2020/03/05

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