死刑―人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

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死刑―人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255004129
  • NDC分類 326.41
  • Cコード C0095

出版社内容情報

殺した人。大切な人が殺された人。処刑を執行する人、指示する人、管理する人。彼らのために神に祈る人。処刑台から生還した人。存置を主張する人、廃止を主張する人。いろんな場所に身を置いて、いろんな人に僕は出会った。

知っているのに誰も知らない、僕らが支える「死刑」というシステム。できる限りは直視したい。知ったうえで考えたい。罪とは、罰とは、命とは、何だろう?
著者渾身の書き下ろし最新作。死刑をめぐる三年間のロードムービー。

【目次】
プロローグ
第一章 迷宮への入口
第二章 隠される理由
第三章 軋むシステム
第四章 元死刑囚が訴えること
第五章 最期に触れる
第六章 償えない罪
エピローグ

【著者紹介】
1956年広島県呉市生まれ。映画監督、作家。1998年、自主制作ドキュメンタリー映画『A』を発表。2001年、続編の『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭にて審査員特別賞、市民賞を受賞。著書に『放送禁止歌』(知恵の森文庫)、『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『いのちの食べかた』(理論社)、『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)、『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』(集英社新書)などがある。

内容説明

人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う。書き下ろし最新作、死刑をめぐる三年間のロードムービー。

目次

第1章 迷宮への入口
第2章 隠される理由
第3章 軋むシステム
第4章 元死刑囚が訴えること
第5章 最期に触れる
第6章 償えない罪

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年広島県呉市生まれ。映画監督、作家。1998年、自主制作ドキュメンタリー映画『A』を発表。2001年、続編の『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭にて審査員特別賞、市民賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

120
オウム真理教信者たちのドキュメンタリー映画「A」を撮った著者による 「死刑」をテーマにした本である。 死刑制度の問題と並行して、かつて発生した凶悪な事件が描かれるが、今読んでも心に痛い。 遺族の無念さと 冤罪の怖さが交錯する。 法に従事する人々の苦悩が垣間見られる本でもあった。2022/10/14

クリママ

44
死刑の是非を考える前に知ることが重要だが、死刑執行の多くのことが法務省の守秘義務によって隠されている。10年以上前の発刊なので法改正などもあり変わった部分もあるが、3年間の取材を経て、是非に揺れる筆者の考えが、次第に死刑制度の廃止へと変化していく。冤罪、国による殺人、加害者の人権、被害者の様々な思い。当時者にならなければわからないと筆者は言うが、想像することはできる。最終章で語られる被害者遺族の会「あすの会」会長、「お受験殺人試験」被害者祖父の言葉が重い。その思いを知れば、とても廃止に賛成とは言えない。2022/06/15

いろは

30
あなたは、死刑廃止派だろうか。それとも、存置派だろうか。それがテーマの作品。「死刑」を通じて、著者の森達也は、被害者遺族、死刑囚、廃止派、存置派、刑務官、教誨師、元裁判官、元検事、弁護士と、いろんな人の意見を述べている。そして、話題にしている重大事件も様々で、和歌山毒物入りカレー事件、松本地下鉄サリン事件などが述べられていた。私がなぜこの作品を手にしたのか。それは、たぶん、今後の生涯において関わることのない「向こう側」だからだ。私は存置派だ。内容が内容なだけに、怖くて暗いけど、読んでて飽きない作品だった。2018/08/16

manamuse

22
残り1/3で挫折…。存置か廃止かなんて結論出るのか?同じことの繰り返しで、進まないのも分かるし、両者の言い分も分かるし、森さんの結論が出たのかどうかだけ知りたいけど最後まで読む気にならなかった。長い…2023/04/22

スノーマン

20
ドラマで長澤まさみが読んでいた本。ドラマも本当にドキドキするけど、私も死刑について勉強。遺族にも被害者にも加害者ともならずとも、だからといって反対も賛成も関係ないような顔をして生きていくことは無責任。でも、この本を読んだあとも迷う。何が正しい道なのか。本にもあったが、廃止にしたい人も、死刑必要と思う人も、犯罪をなくしたい、辛い目にあう人をなくしたい、という目標は同じで、ルートが違うだけかもしれない。2022/11/17

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