出版社内容情報
作物・園芸・畜産・農芸化学などのバイテクについて概説。〔内容〕概論/基礎理論と実験技術/微生物とバイテク/高等動植物とバイテク/プロテインエンジニアリング/固定化生体触媒とその利用/バイテクとコンピュータ/将来とその規制
【目次】
1. バイオテクノロジー概論
1.1 バイオテクノロジーの幕開け
1.2 バイオテクノロジーの諸領域
2. バイオテクノロジーの基礎理論と実験技術
2.1 遺伝物質の本体と構造
2.2 遺伝情報とその発現の仕組
2.3 遺伝子操作
3. 微生物を利用するバイオテクノロジー
3.1 微生物の育種
3.2 微生物による有用物質の生産
4. 高等植物におけるバイオテクノロジー
4.1 従来の作物育種法
4.2 細胞工学的手法
5. 高等動物におけるバイオテクノロジー
5.1 バイオテクノロジーと家畜の育種
5.2 胚移植とその応用
5.3 組織培養
6. プロテインエンジニアリング
6.1 プロテインエンジニアリングの基礎
6.2 プロテインエンジニアリングの実験技術
6.3 プロテインエンジニアリングの応用
6.4 プロテインエンジニアリングの予測される効果
7. 固定化生体触媒とその利用
7.1 固定化の方法
7.2 固定化生体触媒の性質
7.3 固定化生体触媒の利用
8. バイオテクノロジーとコンピューター
8.1 遺伝子情報とコンピューター
8.2 バイオインダストリーを支えるコンピューター
9. バイオテクノロジーの将来とその規制
9.1 バイオテクノロジーの将来
9.2 バイオテクノロジーの規制
10. 参考図書
11. 索 引
【編集者】
新 家 龍, 松 中 昭 一
【著者】
岩 崎 照 雄, 小 野 一
加 藤 征史郎, 上 島 脩 志
新 家 龍, 団 野 源 一
辻 荘 一, 南 森 隆 司
名 武 昌 人, 藤 井 聡
堀 尾 尚 志, 松 中 昭 一
宮 野 隆, 安 田 武 司
山 形 裕 士
内容説明
本書は、これまで「農学におけるバイオテクノロジー概論」の講義を実施してきた編者らの教材や経験をもとにしてまとめ上げたものである。従来、バイオテクノロジーに関するこの種の解説書や分野別の専門書は数多く出版されているが、本書のように動・植物および微生物の各分野にまたがるバイオテクノロジーについてまとめたものは、極めて少ない。また、バイオテクノロジーとコンピュータについて合わせて解説したのも、本書の特徴といえる。
目次
1 バイオテクノロジー概論
2 バイオテクノロジーの基礎理論と実験技術
3 微生物を利用するバイオテクノロジー
4 高等植物におけるバイオテクノロジー
5 高等動物におけるバイオテクノロジー
6 プロテインエンジニアリング
7 固定化生体触媒とその利用
8 バイオテクノロジーとコンピューター
9 バイオテクノロジーの将来とその規制