出版社内容情報
現実の工学問題に非常に有効かつ幅広く応用できる境界要素法(BEM)を斬新な方法で説明する究極の一書。〔内容〕2次元ポテンシャル問題に対するBEM/数値解析プログラム/境界要素の解析技術/2次元静弾性問題に対するBEM/他
目次
1 境界要素法概論
2 数学的予備知識
3 2次元ポテンシャル問題に対する境界要素法
4 BEMの数値解析プログラム
5 境界要素の解析技術
6 境界要素法の応用
7 2次元静弾性問題に対するBEM
A γの導関数
B Gauss数値積分
著者等紹介
カチカデーリス,J.T.[カチカデーリス,J.T.][Katsikadelis,John T.]
ギリシャ国立アテネ工科大学(NTUA)土木工学科教授、同大学構造解析および地震研究所・所長、ギリシャ陸軍エンジニア連合大学・構造解析教授。NTUAを卒業後、同大学から工学博士の学位を取得。その後、ニューヨーク・ポリテクニック大学から応用力学の修士および博士号を取得。1970年にNTUAに戻る。研究分野は、応用力学、構造工学、および数値解法、特に境界要素法。これまで140編以上の論文を有名な国際学術誌、および国際会議論文集に出版。国際学術誌およびシリーズ本の編集委員、雑誌の特集号の客員編集者や国際会議の運営委員を歴任。IACMに属するギリシャ計算力学連合の会長、IUTAMに属するギリシャ理論応用力学会の会長を経て、現在は英国ウェセックス工学研究所のフェロー、および国際境界要素法学会、ギリシャ鋼構造学会、ギリシャ地震工学会、ニューヨーク科学アカデミーの会員。1989年から1992年までギリシャ地震防止計画委員会・委員長、その他にヨーロッパ議会の地震予知と防止ヨーロッパ・センター長、自然および工学的災害に対するヨーロッパ議会のギリシャ特派員を務める
田中正隆[タナカマサタカ]
1973年大阪大学大学院工学研究科博士課程機械工学専攻修了。アレキサンダー・フォン・フンボルト財団奨学研究員としてドイツ・シュツットガルト大学留学等を経て、現在、信州大学教授(工学部)、工学博士。日本機械学会・理事および同学会北陸信越支部・支部長、日本材料学会・理事および同学会北陸信越支部・支部長等を歴任し、現在は日本計算数理工学会・代表として境界要素法とその周辺技術の研究開発を行っている
荒井雄理[アライユウリ]
2003年信州大学大学院工学研究科機械システム工学専攻博士前期課程修了。同年信州大学助手(工学部)。境界要素法とその周辺技術の研究開発を行い、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。